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第二十七訓  不器用で素直じゃない ページ30

鉄『副長はそのことを知って?』



近『分からん。知ったらトシは自分を責めるだろうな。』



鉄之助は今までの話を聞いて、目に涙を溜めていた。



近『トシは今、Aに惚れてる。いつの間にか自分が、



  Aの気持ちを踏みにじったと知れば、二人の関係は崩れていっちまう。』



その言葉に驚く鉄之助。



鉄『このあと、二人はどうなると思いますか?』



鉄之助の質問に近藤は悩みながら答える。



近『まぁ、どちらかが素直にならねェとダメだろうなぁ。


 
  だが、お前も知っている通り、二人は不器用で素直じゃねェ。



  特にAはな。昔っから自分の気持ちを抑えてきてた奴だ。



  自分の気持ちを表に出すことがあまりよく分からねェだろう。



  トシがなんとかしねェとな。』



鉄『………』



鉄之助が黙り込んでしまったので、近藤は優しく話す。



近『テツ、あいつ等は色々と複雑だが、支えてやってくれ。仲間としてな。』



鉄『は、はい!!頑張ります!!!』



鉄之助は近藤に敬礼して、自室に戻った。



近『さて、俺も寝るか。』









その縁側から少し離れた曲がり角、一人の男が隠れるように立っていた。






?『…っ……』





その男の震えた握り拳からは、赤い雫が数滴、落ちていた。

第二十八訓  酔っ払っているとやっぱり何にも覚えてないらしい→←第二十六訓  気持ちはどこに  近藤side



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設定タグ:銀魂 , 土方十四郎 , 真選組   
作品ジャンル:恋愛
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神秋 - ?4っつ下のピーとかピーとかですかちなみに私は4年生 (2017年7月28日 13時) (レス) id: 73df93152f (このIDを非表示/違反報告)
ヨッシー(プロフ) - 左文字さん» すみませんでした!直しました!これからも誤字脱字あるかもしれませんが、よろしくお願いします!! (2016年2月10日 16時) (レス) id: cf3a368790 (このIDを非表示/違反報告)
左文字 - ・・・マメヨネーズとは・・・何ですか? (2016年2月7日 18時) (レス) id: b8ecd8eab1 (このIDを非表示/違反報告)
ヨッシー(プロフ) - レイナさん» それもだめェェェ!!! (2015年9月9日 18時) (レス) id: c7bf6d7b81 (このIDを非表示/違反報告)
レイナ - ヨッシーさん» 仕方ない。大車輪d(( (2015年9月9日 8時) (レス) id: 27231292ad (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:ヨッシー | 作者ホームページ:http://http://uranai.nosv.org/u.php/hp/zyoui1/  
作成日時:2015年3月2日 20時

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