＠ウ ソ つ き な 君 と 。 【 完結 】*

#　９ ページ9

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―TLLLLLLLLL＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿









一人ぼっちで蹲って泣いていると、
電話が鳴った。





あたしは涙を拭って電話をとる








あ「…もしもし」





『あ！もしもし？！
俺俺！！分かる？！』









…オレオレ詐欺かよ。
そう思わせるような口調で電話をかけてきた人にふと口元が緩む









あ「…分かんない」





いたずらで
そう言ってみた








『えぇー！酷いな！！
和也！大橋和也ですよー！！』









あ「…知ってた」









和『なんだよー、
ほんとに忘れちゃったかと思ってびびったし。』









あ「用件は？」








和『あ、えっとね、
元気？って元気なワケないかー。
逢いたくてさ、久しぶりに。』









あ「え…、」





和『え、もしかして、嫌？』









和くんの透き通った声が電話に響く









あ「あ、ううん、いやじゃないよ。」









和『よかったぁ、
相談、乗ったろうと思って。
またいつもみたいに一人で泣いてるんちゃうかなって、心配で。』









あ「…ありがと、いつも。
…紫耀ちゃんは、知らないよね？」









和『もち！
秘密は守りますよ♪』









電話からでも
和くんが笑っている姿が想像できる。









そんな和くんに、
あたしも”逢いたい”って思った。









あ「あたしも、和くんに逢いたい。」









和『ほんま？！
じゃあ今から逢おうや！
仕事今終わったから心斎橋おるわ！』









あ「うん、」









和『じゃあまた後で！』









あ「じゃぁね、」









＿＿＿





新作さん。





ポﾝｺﾂ少年 VS 八重歯皇子 。
http://uranai.nosv.org/u.php/novel/horunhorun2/







紫耀くん×西畑さん。








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