WEST家にやって来た女の子～4～ (ページ6)

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濵ページ6

濵「って、事があってな～...(汗)」

俺は、リビングで起こた事を

蘭ちゃんに話した。

蘭「すみません!

その事を早く伝えてくださってたら、

時間を無駄にせずに...」

濵「そんな事全然思って無いで?」

蘭「でも!」

濵「皆が言ってたんは、

「蘭ちゃんが心の底から笑った顔」

作り笑いじゃ意味無い。」

蘭「私なんかの...?」

(また、蘭ちゃんのネガティブ思考が...

もっと、自分に自信持ったらええのに...)

って、思ってる間にも

蘭ちゃんのネガティブ思考は

どんどん増えていく。

(こんな所まで頭の回転速くなくても...)

濵「こーらっ!」

ポフッ

蘭「!?」

俺は、蘭ちゃんの頭に軽く

チョップを入れる。

濵「そうやって、すぐ自分を悪く考えるの

蘭ちゃんのあかん所やで?

もっと自分に自信持つ!」

蘭「そ、そう言われても...」

俯く蘭ちゃん。

なんか、対策考えんとな...

あっ!そうや!!

濵「なら、俺と『ゲーム』せえへん?」

蘭「『ゲーム』...ですか?」

濵「おん!蘭ちゃんが

「ネガティブな考えとか

自分に対して暗い事言ったら、

俺がお仕置きする」

ってルール!

あっ!後、無茶したら!!」

蘭「その「お仕置き」はどんな...?」

蘭ちゃんがガチで不安そうな顔で俺を見る。

可愛いから教えてあげてあげたいんやけど、

ちょっと意地悪したろwww

濵「それは、教えられへんな～(ﾆﾔｯ」

蘭「えっ!?」

濵「もしかしたら、前にのんすけが

やった系のやつやってしまうかもな～!(ﾆﾔﾆﾔ」

(分からない方は、過去のシリーズをどうぞ!)

蘭「!!?///」

蘭ちゃんは前にのんすけに

やられた事を思い出したんか、

一瞬で耳まで真っ赤にした。

(ヤバイ...///可愛い!///)

蘭「濵田さん!それはやめてください!!///」

濵「それは、蘭ちゃん次第やな～(ﾆﾔﾆﾔ」

蘭「えっ!?ちょっと!!」

アカン!///ニヤニヤ止まらへん!!///

濵「さ!皆心配してるし、腹減ったし下行こ!

蘭ちゃんもお腹空いたやろ?

神ちゃん特製の何かが待ってるわ!」

蘭「ちょっと!濵田さん!!?

勝手に行かないで下さいよ!!

まだ、心の準備が...」

濵「そない心配せんでも大丈夫や!

皆、いっつも通り接してくれるわ!!」

俺は、持って来た洗面器を重ねて

空いた方の手で蘭ちゃんの髪を

ワシャワシャした。

その時の蘭ちゃんの笑顔は今まで見た中で

一番可愛かった。