WEST家にやって来た女の子～4～ (ページ2)

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あなたページ2

蘭「グスッ...」

濵「よしよし...」

あれからどれだけ泣いたか分からない...

でも、濵田さんはずっと

私のそばにいてくださった...

ずっと、私を抱きしめてくださった...

蘭「濵田...グズッ...さん...」

濵「ん?どうした??」

蘭「私なんかと一緒にいないで、

中間さん達と一緒にいてください...」

濵「なんで?」

蘭「えっ...?」

(「なんで...?」って...)

濵「俺は、蘭ちゃんと一緒におりたかったから

　ずっと、一緒におったんやで?」

蘭「でも...」

濵「ほ～ら!」

そう言って、濵田さんは私の頬を引っ張る。

蘭「は、はまじゃしゃん...?(は、濵田さん...?)」

濵「ぷっ...www

　蘭ちゃん、ぶちゃいくやな～www」

頬を引っ張られた私を見て、笑う濵田さん。

蘭「やっ!やめてくだしゃい!!(や!やめてください!!)」

濵「ごめん!ごめん!」

ニヤニヤしながら濵田さんが私の頬を優しく離す。

私は、動揺が隠せずに濵田さんから目線をそらす。

蘭「い、いきなりどうしたんですか?」

濵「蘭ちゃんがネガティブ発言をしようとしたから、阻止したwww」

蘭「だからって、頬を引っ張る事はないじゃないですか!

　濵田さん、力が強くてちょっと痛かったです...」

濵「えっ!?ほんま!!?ごめん!!!」

そう言うと、

「こら!俺の手のバカやろう!!」

と自分で、自分の手を叱り始めた。

その光景を見ると、少しおかしくて「クスッ...」と笑ってしまう。

濵「あっ!笑った!!」

自分の手を叱っていると思ったら、急に大声を出した濵田さん...

思わず、「えっ...?」

と、声が出る

濵「蘭ちゃん、今、笑ったよな!?」

蘭「笑った...?かもしれません...」

濵「よっしゃー!」

私の前で大きなガッツポーズをする濵田さん。

一体、何があったんですか...?

______________
作者

理由は、次の「濵ちゃんside」で書きます!