検索窓
今日:16 hit、昨日:1 hit、合計:84,604 hit

二十話 ページ22

貴方SIDE

視界がぼやける中辿り着いた場所はストバス


(どうしてここに…?)


はっきり見えないのに何故か着いていた


(どうしよう…きっと探してるよね…)


辺りを見回すと誰も居ない


(ベンチに座ってよう…)


歩き回ってベンチを探しているとベンチがあったので座っていた


(どうして思い出しちゃったんだろう…もう前の話なのに…)


いつかは皆に話さなければいけないこと


でも、話したことでまた離れていくかもしれない


自分のことを嫌いになってしまうかもしれない


思い出すたびそんな不安が襲ってくる


(独りはもう嫌だよ…)


段々体が震えてきた


ガクガク


(テツ兄…来て…!)


? 「A!」


すると、ストバスの出入り口辺りに僕を呼んだ声がした


僕は震える体を立たせ出入り口に向かって走った


近づいてくるにつれシルエットだが皆だと気付いた


ギュッ


誰でもよかった


震える体を抱きしめてほしかった


すると、相手も抱きしめてくれた


? 「大丈夫だったか?」


この声は…青峰君だ


「コクン」


黒 「怪我はないですか?痛い所とかは…?」


「フルフル」


赤 「無事で良かったよ。」


桃 「でも、いきなりどうしたの?」


黄 「俺悪いこと言っちゃったっすかね…?」


「フルフル」


[家に来て下さい]


そこで、僕の過去を皆に話そうと思った


黒 「では、行きましょう。Aが過去のことを教えてくれるみたいです。」


青 「そういえば、テツAの事色々見抜いてるっつーか」


黄 「通訳っすよね?」


黒 「Aは癖が色々あるんですよ。それで見分けてます」


「!?」


知らなかった。だからテツ兄には分かるんだ


黒 「では、家に行きましょうか。」
________

ガチャ


黒 「今日は誰も居ないみたいですね。」


クイッ


黒 「?」


スッ


僕はテツ兄の袖を引っ張り自分の部屋を指した


黒 「話は自分の部屋でするってことですか?」


「コクン」


黒 「分かりました。でも、階段どうしますか?足元が見えないんじゃ危ないですよ。」


青 「なら俺が持つ。」


「!?」


すると、青峰君は軽々と僕を横抱きにした


青 「うぉ!?軽くね!?」


持った側が驚いてどうする…


青 「じゃ、お邪魔すっぞー。」


黄 「お邪魔するっす!」


皆が僕の部屋に入ると僕は机の引き出しから予備の眼鏡を出した


そして、紙とペンを出すと皆と向き合った

二十一話→←十九話



目次へ作品を作る感想を書く
他の作品を探す

おもしろ度を投票
( ← 頑張って!面白い!→ )

点数: 9.9/10 (258 票)

この小説をお気に入り追加 (しおり) 登録すれば後で更新された順に見れます
303人がお気に入り
設定タグ:男主 , 双子 , 黒バス
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告

感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)

ニックネーム: 感想:  ログイン

陽泉&霧崎LOVE - あれ…ムッ君自己紹介… (2015年8月4日 11時) (レス) id: 3657a9dd61 (このIDを非表示/違反報告)
雨凰 - 面白かったです。続き楽しみにしてます。 (2014年7月4日 19時) (携帯から) (レス) id: 02389a9b79 (このIDを非表示/違反報告)
アレフ(プロフ) - なかなか更新してなくてすいません!また、頑張りたいと思います! (2014年7月3日 21時) (レス) id: ced54d8fc6 (このIDを非表示/違反報告)
朝霧 慎(プロフ) - 主人公くんの過去で泣きそうになりました…これからも頑張ってください!!あ、あと21話のふんいきは風陰気じゃなくて雰囲気です!黒バス大好きですよ〜(^ω^)ノシ (2014年5月31日 21時) (携帯から) (レス) id: b2ddf9c1f0 (このIDを非表示/違反報告)
アレフ(プロフ) - 指摘ありがとうございますm(__)m色々間違えてすいません汗 (2014年5月25日 21時) (レス) id: ced54d8fc6 (このIDを非表示/違反報告)

作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ

作者名:アレフ | 作成日時:2014年4月13日 13時

パスワード: (注) 他の人が作った物への荒らし行為は犯罪です。
発覚した場合、即刻通報します。