二十話 ページ22
貴方SIDE
視界がぼやける中辿り着いた場所はストバス
(どうしてここに…?)
はっきり見えないのに何故か着いていた
(どうしよう…きっと探してるよね…)
辺りを見回すと誰も居ない
(ベンチに座ってよう…)
歩き回ってベンチを探しているとベンチがあったので座っていた
(どうして思い出しちゃったんだろう…もう前の話なのに…)
いつかは皆に話さなければいけないこと
でも、話したことでまた離れていくかもしれない
自分のことを嫌いになってしまうかもしれない
思い出すたびそんな不安が襲ってくる
(独りはもう嫌だよ…)
段々体が震えてきた
ガクガク
(テツ兄…来て…!)
? 「A!」
すると、ストバスの出入り口辺りに僕を呼んだ声がした
僕は震える体を立たせ出入り口に向かって走った
近づいてくるにつれシルエットだが皆だと気付いた
ギュッ
誰でもよかった
震える体を抱きしめてほしかった
すると、相手も抱きしめてくれた
? 「大丈夫だったか?」
この声は…青峰君だ
「コクン」
黒 「怪我はないですか?痛い所とかは…?」
「フルフル」
赤 「無事で良かったよ。」
桃 「でも、いきなりどうしたの?」
黄 「俺悪いこと言っちゃったっすかね…?」
「フルフル」
[家に来て下さい]
そこで、僕の過去を皆に話そうと思った
黒 「では、行きましょう。Aが過去のことを教えてくれるみたいです。」
青 「そういえば、テツAの事色々見抜いてるっつーか」
黄 「通訳っすよね?」
黒 「Aは癖が色々あるんですよ。それで見分けてます」
「!?」
知らなかった。だからテツ兄には分かるんだ
黒 「では、家に行きましょうか。」
________
ガチャ
黒 「今日は誰も居ないみたいですね。」
クイッ
黒 「?」
スッ
僕はテツ兄の袖を引っ張り自分の部屋を指した
黒 「話は自分の部屋でするってことですか?」
「コクン」
黒 「分かりました。でも、階段どうしますか?足元が見えないんじゃ危ないですよ。」
青 「なら俺が持つ。」
「!?」
すると、青峰君は軽々と僕を横抱きにした
青 「うぉ!?軽くね!?」
持った側が驚いてどうする…
青 「じゃ、お邪魔すっぞー。」
黄 「お邪魔するっす!」
皆が僕の部屋に入ると僕は机の引き出しから予備の眼鏡を出した
そして、紙とペンを出すと皆と向き合った
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陽泉&霧崎LOVE - あれ…ムッ君自己紹介… (2015年8月4日 11時) (レス) id: 3657a9dd61 (このIDを非表示/違反報告)
雨凰 - 面白かったです。続き楽しみにしてます。 (2014年7月4日 19時) (携帯から) (レス) id: 02389a9b79 (このIDを非表示/違反報告)
アレフ(プロフ) - なかなか更新してなくてすいません!また、頑張りたいと思います! (2014年7月3日 21時) (レス) id: ced54d8fc6 (このIDを非表示/違反報告)
朝霧 慎(プロフ) - 主人公くんの過去で泣きそうになりました…これからも頑張ってください!!あ、あと21話のふんいきは風陰気じゃなくて雰囲気です!黒バス大好きですよ〜(^ω^)ノシ (2014年5月31日 21時) (携帯から) (レス) id: b2ddf9c1f0 (このIDを非表示/違反報告)
アレフ(プロフ) - 指摘ありがとうございますm(__)m色々間違えてすいません汗 (2014年5月25日 21時) (レス) id: ced54d8fc6 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:アレフ | 作成日時:2014年4月13日 13時