21＊幼なじみ ページ43
＊悲しい系です
今日の練習が終わり、ご飯を食べたあと、寮のロビーでテレビを見ていた。
谷口｢なーんか面白いのあってないかな｣
『この時間帯なんもあってないんじゃないですか？』
谷口｢ニュースばっかりかぁ…｣
ﾋﾟｺﾝ
『彼女さん、すか？笑』
谷口｢違いますー、笑友達ですー笑
そういう幸太郎こそ、Aちゃんだっけ…？上手くいってんの？笑｣
『ただの幼なじみです笑』
谷口｢好きなくせに。｣
『いや、まぁ…笑』
谷口｢にやけんなよ笑｣
『イデッ！』
自然と口元が緩んでいたのか、谷口さんから軽いゲンコツを食らう。
アナウンサー｢速報です。千葉県鎌ケ谷市を通る高速道路で、バスや乗用車など7台が絡む事故があり、バスが燃えている、との速報が入ってきました。｣
谷口｢鎌ヶ谷…あ、これあそこやん｣
『バスに乗っていた20代の女性がぶつかった衝撃で怪我をし、火傷をおった後、その場で死亡が確認されたとのことです。その女性を含むおよそ10人が重軽傷を負っているとの事です。』
(若いのに可哀想やなぁ…)
他人事だった。
僕は一気に地獄に突き落とされたんだ。
．
Ppppp…
(瑞季…？どしたんやろ)
もう1人の幼なじみである瑞季から電話がかかってきた。
何年ぶりだろうか。
『もしもし？久しぶり、どーした？』
瑞季｢幸ちゃん、落ち着いて聞いてほしいことがあるの。｣
声を聞いたら、分かる。
瑞季は僕に、何か大事な用事があって電話してきんだ、と。
その何かは、明るい話題じゃないんだと。
『どーした？』
瑞季｢事故のニュース、見た？｣
『あー、あのバスのやつ？』
瑞季｢一人の女性がなくなったって言ってたでしょ？｣
若いのにかわいそーだなって思ってたやつだ。
『それが、どうしたの？』
ここまで、他人事だった。
でも、瑞季が次に放つ言葉は、僕の勝手な予想を何倍も、何億倍も上回る真実だった。
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オむライス(プロフ) - はるちゅんさん» イメージ通りで良かったです！ (2019年9月1日 0時) (
レス) id: e648f2af03 (このIDを非表示/違反報告)
はるちゅん(プロフ) - ありがとうございます！そうそう、こんな感じ…です！！最強にイメージ通りです！←日本語おかしい 本当にありがとうございましたっ！ (2019年8月31日 23時) (レス) id: 3445983938 (このIDを非表示/違反報告)
オむライス(プロフ) - はるちゅんさん» 了解です！亡くなる系こうせくんので書いたので、すこし話挟んで載せます！リクエストありがとうございます！ (2019年8月16日 9時) (レス) id: e648f2af03 (このIDを非表示/違反報告)
はるちゅん(プロフ) - って感じ？かな？でもよくわからなくなりました！どんなシチュエーションかはおまかせします。 (2019年8月16日 9時) (レス) id: 3445983938 (このIDを非表示/違反報告)
はるちゅん(プロフ) - オむライスさん» バットだけどちょいハッピーですかね…例えばきよみーはこっちが好きだったけどこっちは事故死とかで死んじゃうけど、最後に手紙で想いが伝わる… (2019年8月16日 9時) (レス) id: 3445983938 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：オむライス | 作成日時：2019年8月6日 16時
