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『私は、大切なものを作り過ぎたみたいです。
仲間との絆、思い出、未練、上げていったらきりがないです。
1番は夏目、夏目と離れたくないなぁ。』

そう言うと、腕を引かれいつの間にか零先輩の胸の中にいた。

「お前は、よく頑張ったんじゃねーか?
俺が言える立場じゃないが、
"良くやった"
いいじゃねーか、大切なものがたくさんあるって
夏目との事は何も言えないが、皆の役に立った、みんなの記憶には必ずお前がいる。
俺はそう思うぜ。」

ああ、零先輩、あの零先輩だ。

もう、大丈夫。

『ありがとうございました。
零先輩、今日で、お別れです。
皆には、内緒ですよ!』

「わかったぞい。我輩に任せてくれ。」

私は、ふふっとイタズラに笑った。

し→←あ



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作者名:泉玲 | 作成日時:2021年9月7日 3時

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