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ずっと、ニコニコしながら
何する？なんて話してくる真冬君
すると、少し離れたところにテレビがある
「テレビってつくの？」
そう聞くと、
「あ〜なんか普通に砂嵐になっちゃう…でも、ゲームはできるよ？」
なんて言って、テレビの下にある戸棚を開いた
「ゲームでもする？」
ニヤッと笑った彼はそう言った。
今までにゲームをしたという記憶も何故かないから、どうしようかって思ったけど
この何にもないような空間で
暇な時間を過ごすだけなら
それも悪くないって思って私は頷いた。
「じゃあ、こっちおいでよ」
手招きしてくる彼の元へ私は寄ると
コントローラーを渡してきた。
「やったことある？」
コテンっと首を傾げた彼に私はまた、首を横に振って
「ごめん、それも覚えてないや」
すると、
やってみればAがやってたかくらいわかるかもね
なんて言って、ゲームを始めた。
*
「ちょっ…A、思ってたより強いし…」
真冬君が私にそう言った
「なんか、やったことある感じするし…意外と簡単だった」
「なんでそんなに強いの〜」
ぷくっーと頬を膨らませてこちらをみた真冬君
どうやら私は、このゲームをやったことがあるらしい。
触っているうちに、何処が攻撃で、防御でとかすぐに覚えてしまって
1番最初以外勝ってしまった。
「このキャラ使い慣れてるかもしれない」
「うぅ…僕が負けるなんて」
真冬君はまるでこのゲームをしたことがあることを覚えてるみたいだ。
「ゲーム楽しい」
私がそう口にすると
拗ねていた真冬君はちらっとこっちを見て
「また僕と戦ってよ」
「うん！」
嬉しそうに笑った
最初に彼と会ってから何時間経ってるかわからないし
時間がどれくらい経過してるかもわからない
部屋を何度見渡しても時計もカレンダーもないんだ。
「ねえ、真冬君」
「ん？」
「時計ってないの？」
気になって聞いてみると、
彼は真顔で
「いらないでしょ？」
なんて不思議なことを言うのだ
「だって………」
「真冬君？」
「なんでもないよ」
次に何を言ったかは聞こえなかったけど
真冬君は笑ってる気がした
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Rmd(プロフ) - ぬこ丸さん» こんにちは。次の日、目は腫れなかったでしょうか（ ; ; ）？全作品感動していただけてとても嬉しいです！文才があると言えるとかにはまだまだ達していませんが、これからも是非読んでいただけたら嬉しいです！ (2019年9月19日 22時) (
レス) id: 4a935f5230 (このIDを非表示/違反報告)
ぬこ丸 - こんにちは。おめめがなくなっちゃう(？)ほどボロ泣きしました。う”ぅぅ…。今までの作品見ました！実は全作品泣いています()その文才何処から来るんですか？これからも読みます。よろしくお願いします！ (2019年9月16日 19時) (レス) id: 03a9afc29d (このIDを非表示/違反報告)
Rmd(プロフ) - 海月さん» 海月さん読んでくださりありがとうございます！！いつも終わり方に悩んだりするのでそう言っていただけてとても嬉しいです^^そんなことを言っていただけると、書いてよかったな…と思います！！ (2019年9月9日 23時) (レス) id: 4a935f5230 (このIDを非表示/違反報告)
海月 - ボロ泣きしました。とても面白かったです。他の作品も見たんですけど、どれも終わり方がすごく素敵でした。今まで占ツクで見た作品の中で一番良かったです！！ (2019年9月9日 14時) (レス) id: 784ea94150 (このIDを非表示/違反報告)
Rmd(プロフ) - Cieloさん» 初めまして！！そう言ってくださってとても嬉しいです！！読んでくださりありがとうございました！！(^^)/ (2019年4月22日 22時) (レス) id: 4a935f5230 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：Rmd | 作成日時：2019年2月16日 22時
