Love, danger (ページ11)

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我ながらとてつもない声が出たと思う

♂「んだよ、」

「もういい？帰りたいんだけど」

起き上がろうとしたら手首を抑えられた

「ちょっと！！」

“やめてよ”

その言葉は目の前にいる奴によって塞がれた

♂「ふざけるなよ、こんなの手放すわけないじゃん」

「ウザイんだけどそういうの」

♂「うっ⋯」

膝で溝を打ち、その隙に逃げる

「もう、あんたとの関係終わるから。二度と関わりたくない」

蹲っている奴にそう言い放ち、空き教室を去った

それから、

○○もう1回話しがしたい

○○俺にもう1回チャンスをくれ

○○頼む、返事をくれ

毎日同じようなメッセージを送ってくるようになった、未練タラタラの彼氏かよって思って気味が悪くなった

それから私は、ブロックをしてこれできっぱりとそいつとの関係を終わりにした

絵「A？疲れてない？」

「んー？眠いだけ」

絵「すっごい眠たそうだよ(笑)」

「授業中寝たらどうしよう」

絵「テスト前なのに終わるね(笑)」

「最悪」

気づけば、テストまであと2週間を切っていた

絵「そう言えば、勉強してる？」

「まぁ一応」

絵「まーた１位取るんでしょ」

「嫌味たっぷりな言い方」

絵「羨ましいから言ってるの」

「あー、はいはい」

軽く受け流して、また自室へ戻るのだった