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それからリヴァイさんはちょくちょく家に遊びに来てくれるようになった。
『ねぇ、リヴァイさん。なんであの時森にいたの？』
リヴァイさんが買ってきてくれた紅茶とケーキをほうばりながらきいた。
｢何人も行方不明でな。憲兵の仕事だったが調査兵団が担当することになった。ちっ……。駐屯兵団にやらせればいいのにな。｣
独特なカップの持ち方をしたリヴァイさんが紅茶をすすりながら答えてくれた。
リヴァイさんが通ってくれるようになってどんどん敬語が外れていったがリヴァイさんも気にしていないようだった。
リヴァイさんが通い始めて１年後_____
リヴァ｢リア……。話を聞いてくれるか。｣
いつものように紅茶を飲みながらたべっていたときだった。
『なに？』
リヴァイ｢ウォール・マリアの壁が破壊されたことはしっているだろう……？｣
私はうなづいた。
リヴァイ｢今の団長が辞めて新しい団長にが変わるんだ。それでな。俺も昇格するんだよ。兵士長ってやつにな……。｣
『兵士長……？』
｢あぁ。だからもうここに来れないんだ。忙しくなるからな。｣
少し驚いたけど素直にうなづいた。そうするとリヴァイさんが頭を撫でてくれた。
寂しくなるな。
｢どうしても会いたくなったら兵士になって調査兵団に入ればいい。｣
『人間いっぱいいるじゃんやだよ。』
｢もう俺と会えなくてもいいのか？｣
自分で言って恥ずかしくないのか…？まあ、会いたいけど……。……頑張ってみようかな？
『じゃあ入る。』
人間と暮らすのも嫌だけどリヴァイさんに会えなくなるのはもっと嫌だ。
けれども不安な為ペンダントをぎゅっと握りしめた。
｢まあ、無理をしなくてもいい。遊びじゃねーかな……。｣
もう時間だ。二年後な。そう言って家を出ていった。
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『結構最後のお別れ呆気なかったな……。』
昔のことを思い出していると自然に楽になっていた。
大丈夫。心配することじゃない。何故なら
あの頃の無力の私じゃないから。
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天雪(プロフ) - 最初だけ読んだら『13日の金曜日』を思い出しました…まじで面白いです！ (2020年5月7日 22時) (
レス) id: 9e97a6dad3 (このIDを非表示/違反報告)
りほ太郎(プロフ) - 千さん» 間違えました！直させて頂きます。ご指摘ありがとうございました！ (2017年7月29日 21時) (レス) id: 722aa0d309 (このIDを非表示/違反報告)
千(プロフ) - 質問よろしいでしょうか？＃３の「人に化けた人間」とは、どう言った意味なのでしょう？ (2017年7月16日 15時) (レス) id: c3a5a30d5d (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：りほ太郎 | 作成日時：2017年3月6日 0時
