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食堂へ着くと
「あ！リア！もうどこいってたんですか！？いきなり食堂から出ていくんでビックリしましたよ！」
そう言いながら近づいてくるサシャ。
私は微笑みながらリヴァイ兵長と喋っていたのと伝えた。
すると彼女ははてなマークを頭に浮かべながら
「先程までリヴァイさんと言ってませんでしたか？」
ほんっとこういうときだけ頭の回転が速いから少し怖い。
『馴れ馴れしくするなって言われちゃった。』
私はぺろりと舌を出した。
「そうですか！なら仕方ありませんね！実は私だけでみんな帰ってしまいました！部屋がまた同じなんですよ！だから一緒に行きましょう！」
手を引かれ私はサシャについて行った。
私が寝ていた5日間の話を聞きながら歩いているとあっという間に部屋についた。
ここから新しい生活が始まるんだと思うとわくわくした。
もしかしたら訓練兵の時よりも部屋が豪華になっているんじゃ...。
ｶﾞﾁｬ
『うん。知ってた。』
全く変わっていない。何も変わらない。まあ、逆にこれが落ち着くのかもしれない。
部屋のメンバーも変わってないしね。
「もしかしてリア期待していたんでしょう？残念でしたね！でもリアならすぐに昇格して一人部屋になりますよ！」
なんて背中を叩きながら彼女は言う。
『1人は寂しいから今のままで十分だよ。さぁ寝よ。いっぱい寝たけど眠いもんは眠いね。』
そそくさとベットに入り、明かりを消す。
「リア...。私が死んでも忘れないで下さいよ？」
なんていつもとは違うトーンで言うもんだから何かあるんじゃないかと思ってしまった。
『忘れないよ。というかサシャはしぶとく生き残ると思うよ。』
そうですか！そう言ってサシャは静かになった。そして、すぐに聞こえる寝息。
早すぎる。
わたしも眠いはずなのに眠れない。結構退屈なので起き上がり外に出ることにした。
音をたてないようにそろりそろりと外を目指す。
そうして扉を開けると空には綺麗な星たちが散りばめられていた。
『綺麗...。』
思わずそう呟いてしまうほどだった。
「リアか？」
夜空に魅了されていたら声がした。振り向くとそこにはエレンがいた。
- 金 運: ★☆☆☆☆
- 恋愛運: ★★★☆☆
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天雪(プロフ) - 最初だけ読んだら『13日の金曜日』を思い出しました…まじで面白いです！ (2020年5月7日 22時) (
レス) id: 9e97a6dad3 (このIDを非表示/違反報告)
りほ太郎(プロフ) - 千さん» 間違えました！直させて頂きます。ご指摘ありがとうございました！ (2017年7月29日 21時) (レス) id: 722aa0d309 (このIDを非表示/違反報告)
千(プロフ) - 質問よろしいでしょうか？＃３の「人に化けた人間」とは、どう言った意味なのでしょう？ (2017年7月16日 15時) (レス) id: c3a5a30d5d (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：りほ太郎 | 作成日時：2017年3月6日 0時
