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食堂を出て走っていると途中でハンジさんにあった。
「やあ！リア！そんなに急いでどうしたの？」
この人に聞けばリヴァイさんの居場所が分かるかもしれない！！
『はぁっ...。あ、あのリヴァイさんを見ませんでしたか？急ぎの用事なんですが...。』
呼吸を整えながら私は言った。
「リヴァイ？リヴァイなら馬小屋でエレンと馬の手入れしてたけど...。」
ありがとうございますとお礼を言って走り出す。
全力疾走をしていた為何回か人にぶつかってしまった。
そんなことがありながらも馬小屋に到着。
話し声がした。エレンと喋っているんだろう。
でも違った。エレンじゃなかった。馬に話しかけていたのだ。リヴァイさん...意外...。
そんなリヴァイさんにそっと近づく。
『わっ！』
「！！...。なんだリアか。」
驚いた顔はしたものの
反応薄くて少し残念。
『もっと反応して欲しかったな…。』
「チッ...。ガキくせぇな。本当子供のまんまだな。」
『リヴァイさんの前だけだよ。からかわれたんだから。一応クールキャラだよ？』
ため息をついて頭を抱える。幸せ逃げてくよリヴァイさん。
「そんなことより。おい。リア。話があるんだろ。」
ぎょっとした。ほんっとリヴァイさんにはお見通しだな。
静かに頷くと手を引いてリヴァイさんの部屋に行った。
リヴァイさんは私に紅茶を入れてくれた。本人曰くお気に入りの紅茶らしく味わって飲めよと言われた。
そんなに高価な紅茶なのか...。
「で、どうした。」
本題に入るらしい。
『えっと...。まずは近況報告。私人間と生活できるようになったし、好きになれたよ！みんな大好き！リヴァイさんぐらい！』
まあ、こんな感じかなと言って私は俯いた。なんか恥ずかしい。
「そうか。それは良かった。そういえば言ってなかったがリアの兵団は調査兵団でいいんだよな？お前入団式の時ぐっすりだっからな。」
『うん！もちろんだよ！リヴァイさんに会うために兵士になろうと思ったんだから！』
「そうか。俺からも言いたいことがある。一応立場上では俺が上司でお前は部下だ。プライベート以外ではリヴァイ兵長とよべ。みんなそう呼んでるからな。あと敬語も使え。それと馴れ馴れしくするな。これが守れなかったらひっぱたく。」
せっかくリヴァイさんに近づいたと思ったのにまた離れてしまった。
何故か居心地が悪くなってしまい一気にぬるくなった紅茶を飲み干し、急いで部屋を出た。
なんでかな。気分が悪い。私はみんながまだいると思われる食堂へ戻って行った。
- 金 運: ★☆☆☆☆
- 恋愛運: ★★★☆☆
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天雪(プロフ) - 最初だけ読んだら『13日の金曜日』を思い出しました…まじで面白いです！ (2020年5月7日 22時) (
レス) id: 9e97a6dad3 (このIDを非表示/違反報告)
りほ太郎(プロフ) - 千さん» 間違えました！直させて頂きます。ご指摘ありがとうございました！ (2017年7月29日 21時) (レス) id: 722aa0d309 (このIDを非表示/違反報告)
千(プロフ) - 質問よろしいでしょうか？＃３の「人に化けた人間」とは、どう言った意味なのでしょう？ (2017年7月16日 15時) (レス) id: c3a5a30d5d (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：りほ太郎 | 作成日時：2017年3月6日 0時
