#21 ページ27
「心臓をささげよ！！」
「「ハッ！！」」
私達は右手を握りしめ左胸に当てた。
「本日諸君らは訓練兵団を卒業する。」
入団してから時間が経ちいつの間にか３年も経っていた。
私はもう１５歳。リヴァイさんに近づいた気がした。
「その中で最も成績の良かった上位１０名を発表する。」
主席 ミカサ・アッカーマン
２番 ライナー・ブラウン
３番 ベルトルト・フーバー
４番 アニ・レオンハート
リア・カーター
５番 エレン・イェーガー
６番 ジャン・キルシュタイン
７番 マルコ・ボット
８番 コニー・スプリンガー
９番 サシャ・ブラウス
１０番 クリスタ・レンズ 以上１１名__
「本日を以って訓練兵を卒業する諸君らには３つの選択肢がある。」
「壁の強化に努め、各街を守る『駐屯兵団』犠牲を覚悟して壁外の巨人領域に挑む『調査兵団』王の元で民を統制し秩序を守る『憲兵団』」
「無論、新兵から憲兵団に入団できるのは成績上位１０名だけだ。」
その瞬間近くにいたサシャの雰囲気がぱっと明るくなった気がした。
どうせ食べ物に困らないとか肉が食えるようになるとかそんなことを考えたんだろう。
「後日、配属兵科を問う。本日はこれにて第１０４期訓練兵団を終える......以上！」
キース教官が解散というと緊張がとけ、皆がどこの兵団に行くか、憲兵団に行きたかったとかそれぞれの声が聞こえる。
ﾄﾞﾝｯ
『わっ！』
誰かに背中を押され転けかけた。そう思い後ろを向くと
「リア！今日の夜はご馳走ですよ！三年間のご褒美ですよ！まあ、私は憲兵団に行くから毎日がお肉ですよね.....。」
よだれを垂らすサシャを見ているとお腹が空いてくる。
『本当に食べ物のことしか頭にないよね..。』
はい？と言いながらよだれを拭くサシャ。
『ううん。何でもない。さあ、部屋に戻って支度しなきゃね。この三年間頑張ってきたもんね。』
「はい！さあ行きましょう!食べ物が待ってますよ!」
サシャは私の手を引いて部屋に向かった。
- 金 運: ★☆☆☆☆
- 恋愛運: ★★★☆☆
- 健康運: ★★★★★
- 全体運: ★★★☆☆
ラッキーアイテム
茎わかめ
ラッキー方角
西 - この方角に福があるはずです
おみくじ
おみくじ結果は「末凶」でした！
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天雪(プロフ) - 最初だけ読んだら『13日の金曜日』を思い出しました…まじで面白いです！ (2020年5月7日 22時) (
レス) id: 9e97a6dad3 (このIDを非表示/違反報告)
りほ太郎(プロフ) - 千さん» 間違えました！直させて頂きます。ご指摘ありがとうございました！ (2017年7月29日 21時) (レス) id: 722aa0d309 (このIDを非表示/違反報告)
千(プロフ) - 質問よろしいでしょうか？＃３の「人に化けた人間」とは、どう言った意味なのでしょう？ (2017年7月16日 15時) (レス) id: c3a5a30d5d (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：りほ太郎 | 作成日時：2017年3月6日 0時
