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さ「………あの人はな、ずっとAさんを見てた。心配してた。ずぅっとAさんのことを想ってた。
俺らもそう。ずぅっとAさんのこと見守っててん。ずぅっと我慢しててん。なんで我慢してたかっていうとな？あの人が俺らにチャンスをくれてんよ！」
『チャンス…？』
さ「うん！そう！チャンス！！」
急に手を大きく広げて、笑顔で私に向けてそういった。
さ「俺らが自分の意思でAさんに会ったりするのを我慢して、今こうして会って契約を結ぶことが許されてんねん！」
『え、え？ちょっと待ってください…！私そもそも、皆さんにあった覚えがないんですけど…？』
そう、確かに何故か懐かしい、という感覚はあった。でも…この人達に会った記憶は一切ない。
坂田さん達とは…一度どこかで会ったのかな…？
さ「あ、そっか……だいぶ昔にな？会ってるんよ、僕ら。」
あ、やっぱりどこかで会ってたんだ。でも、何処で…？てゆーかまず…
『あの人って…誰ですか？』
坂田さんがずっと口にしているあの人。あの人は私のことを見てくれていて、心配までしてくれていたそうだ。
でも、その人って一体…誰なの？
さ「……それは…言えへん。言うとしたら、俺ら4人が揃ったら、な？」
ごめんなぁ？といって手を顔の前に合わせて謝った。
『いや、気になっただけですので…』
さ「そっか…ならいいんですけど……あの人はな？俺らにほんまに優しくしてくれてんよ……それは、Aさんの為でもあったんよ。」
『私の…為、ですか？』
さ「うん！そう！Aさんの為！」
私の為…どういう意味なのかな…どんどん謎が解けるどころか、深まるし増えていくばかりだ。
さ「…なぁ、A」
急に低めの声で、また私の名前を"さん"を外された。やっぱり、何故か懐かしさを感じる。
さ「昔みたいに…僕の名前を呼んでよ。敬語、外してぇや……」
…なんで、なんでそんな悲しそうな声で、今にも泣きそうな声で言うの？一体、どうして…
さ「なぁ、他の奴らやなくてさ…僕にしてよ。」
気がついた時には、坂田さんは私を抱きしめていた。その暖かさは、なんだか心まで暖かくなるような気がした。
☆*:.｡. .｡.:*☆
まさかの7位まで上がっていてびっくりしました！
本当にありがとうございます！！！
(夜中にすみません。たまたま時間が空いたので…())
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ほぷる(プロフ) - 月夜さん» コメントありがとうございます！いつも亀更新で申し訳ないです(-_-;)これからも頑張りますね！ (2021年4月4日 22時) (
レス) id: 267d44aeb1 (このIDを非表示/違反報告)
月夜 - この作品大大大大大好きです！！更新できる限りでいいので頑張ってください！！ (2021年4月3日 18時) (レス) id: 1cb00a25d1 (このIDを非表示/違反報告)
ほぷる(プロフ) - 赤坂さん» コメントありがとうございます〜！亀更新ですが絶対完結はさせたいと思ってますので…！！(勿論内緒にしますよ〜(*´ω｀)) (2020年2月23日 13時) (レス) id: 92cc03210a (このIDを非表示/違反報告)
赤坂 - あ、ちなみに今の内緒ですよっ！ (2020年1月24日 16時) (レス) id: bd128d24b1 (このIDを非表示/違反報告)
赤坂 - 早く続きが見たい〜！母ので勝手に見てるんであんまり見れないけど、次には更新されてると嬉しいです( ´∀`)/まぁ作者さんも無理しないのが一番ですよ！頑張って下さい！ (2020年1月24日 16時) (レス) id: bd128d24b1 (このIDを非表示/違反報告)
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