居場所をなくした先の店で【浦島坂田船】

会える…？ ページ22

『ん………ふぁぁ……』

背伸びを布団の中でして、起き上がる。今日は日曜日。私にとって、もはや一週間で唯一の休みと言っても過言ではないと思う。

ボサボサになった髪を手で解いていき、ある程度直せたところで朝ごはんを作る。

朝ごはんを作りながら考える。

今日は、開いてるか、否か。

今まで、ずっと会社で仕事が終わってから帰りしなにあった。

でも、こういった休みの時には行ったことがないからわからない。

そもそもあの店が何時に開いてるかなんて……あれ？そういえば…


"私のためにある" "いつでも来ていい"


……私が、願えば………行ける、の？

でも、今まで仕事に行く時にはなかった。

…でも、あったとして仕事には行かなくてはいけないという、気持ちがあったからきっとなかったのだと推理する。

じゃあ、今会いたいと願えば、会える…？

推理からすると、そういうことになる。でも、今はやめといた。冷蔵庫を見れば空っぽになっていて、調達しなければならなかったからだ。

だって先にあそこに行ったら、戻りたくなくなるし。この日しか休みないし。

そう思ってまだ重く感じる体を動かして、外出する準備をした。

ーー

どうもー！お久しぶりです！ほぷるです！

なんと！！！

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ありがとうございます！皆さんのおかげです！｡ﾟ(ﾟ´Д｀ﾟ)ﾟ｡

ひっそりとやっていこうとしたつもりがいつのまにかこんなにたくさんの人達が読んでくださってとても嬉しい限りです、、！

これからもよろしくお願いします！！！

2018年7月9日

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