能力と契約 ページ20
し「その能力は詳しくは言えないんですけど、一人一人の能力の得意不得意などは違えど、それがある目的は簡単に言うとAさんを守るためにある能力なんです。
ただ一つ全員が必ず共通して出来ること、やらなくはならないことがあります。それは、貴女が誰かと契約すること。
その理由は、四人集まった時言いましょう。ごめんねぇ?秘密ごとが多くって。」
『…全然構いませんよ?いつか……分かることなような気がするので。』
し「…そうですか。なら、良かったです。ここで、お願いがあるんです。」
『はい?』
し「俺と試して、契約してくれませんか。」
『…えっ?』
思わずその言葉にびっくりしてしまう。
『そんな契約なんて何かもわからないのに試してくれなんて言われても…』
し「契約は本当に簡単なことです。
愛し、愛されればいいのです。
俺と、貴女ならそれができる。お願いです。
他のやつじゃなくて、俺にしてください。
俺を見て?」
『えっ、ええっと…』
思わず、後ずさりしてしまう。すると、志麻さんは詰め寄ってきて
し「逃げたらあかんよ?」
と言われ、これから私はどう言えばいいのか困っていると、志麻さんが
し「ふふっ、冗談ですよw話の内容はその通りですけど、今すぐに決めろって言うわけではないので。」
そう言って私から離れた。今思えば、後ろは壁で、ほぼ壁ドン状態だったことを理解する。
『び、びっくりしました…』
し「あはは…すみません。でも、もう指定しちゃってもいいんですよ?」
そう言って志麻さんはクスクスと笑った。
し「あっ、もうこんな時間や……俺たちがなんでこんな能力とか持ってるのか短縮して説明しますね。
俺らはまず普通の人間ではないです。まぁこんな所作ってる時点でわかるとは思うんですが…
俺らは、さっき言ってた人とは違うんやけどある人に仕えていました。
俺らより下のやつはその人の移動手段として使われたり芸などをして楽しませていましたが…
俺らは歌ってその人を楽しませていました。そして、よく身体能力などから特殊な命令を下されることが多かったのです。
だから、他のやつより能力が使えたりするんですよ。
まぁ俺らは上の階級の下っ端みたいな感じだったんですよ。
さて、もう時間です。また会いましょうね。では…」
『あっ!待っ…て…!』
別に何を言うわけでもなかったが、呼び止めていた自分がいた。
でも、それは意味がなく私は暗闇に落ちるように意識を手放した。
- 金 運: ★☆☆☆☆
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ほぷる(プロフ) - 月夜さん» コメントありがとうございます!いつも亀更新で申し訳ないです(-_-;)これからも頑張りますね! (2021年4月4日 22時) (レス) id: 267d44aeb1 (このIDを非表示/違反報告)
月夜 - この作品大大大大大好きです!!更新できる限りでいいので頑張ってください!! (2021年4月3日 18時) (レス) id: 1cb00a25d1 (このIDを非表示/違反報告)
ほぷる(プロフ) - 赤坂さん» コメントありがとうございます〜!亀更新ですが絶対完結はさせたいと思ってますので…!!(勿論内緒にしますよ〜(*´ω`)) (2020年2月23日 13時) (レス) id: 92cc03210a (このIDを非表示/違反報告)
赤坂 - あ、ちなみに今の内緒ですよっ! (2020年1月24日 16時) (レス) id: bd128d24b1 (このIDを非表示/違反報告)
赤坂 - 早く続きが見たい〜!母ので勝手に見てるんであんまり見れないけど、次には更新されてると嬉しいです( ´∀`)/まぁ作者さんも無理しないのが一番ですよ!頑張って下さい! (2020年1月24日 16時) (レス) id: bd128d24b1 (このIDを非表示/違反報告)
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