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う「まず、ここはどんな場所なのか。それは昨日もいいましたがAさんの為に作られた場所なんです。」
『なんで、私なんかの為に…』
う「それはある人が関係しているのですが…今は言わないでおきます。」
『えぇ…』
う「だって、楽しみが減るじゃないですか。とにかく、ここはAさんの為の場所。だからここではAさんの思う通りにできるんです。」
『私の、思う通りに…?』
う「そう。出来ないことと言えば空を飛んだり、口から火を出したり…みたいな、非科学的なものは無理ですけどね。」
『例えがかなり独特ですね。』
う「その方がわかりやすいでしょ?」
私の思う通りに。そんなの、信じられなかった。てゆーか今この状況が非現実的に思えた。それに非科学的なことなんて無理に決まってるじゃん。
う「あ、非科学的と言っても、これが欲しい、こんな感じの内装、外装がいい、こうして欲しいなどはできますよ。Aさんに対して何かが起こるみたいなことはダメってことです。」
『…へ?』
そんなのありえない。だって、普通欲しい時に目の前に急に現れるみたいな、夢物語なんてあるはずがない。
もう、訳がわからなかった。
う「時期に慣れると思いますよ?あ、それとも信じてないですか…?なら、今から欲しいもの何でもいいので頼んでみてください。」
そう言われて、半信半疑で適当に人形、と言った。
すると、どこからきたのか目の前に手のひらくらいの人形が座っていた。
それは凄く一瞬のことで私は少しの間固まっていた。
恐る恐る手に取ると、可愛らしい小さな人形で丁寧に、こしらえられていた。
しばらく観察して浦田さんを見る。ほらっ、言ったでしょ?とでもいいたげな表情だ。
もちろん、やまだぬきちゃんもだ。一人と一匹揃って可愛い奴め((
う「それじゃ、次に俺たちについて、ちょびっと説明しますね。時間も時間ですし。」
そう言われて、時計をみればもう2時くらいになっていて、スパゲティも食べ終わりかけていた。
う「俺たちは全員のことをまとめて浦島坂田船って言うんですよ。
もともと、こことは全く違う場所で暮らしてたんですけどある人が俺たちをここに連れてきてくれました。
俺たちにはそれぞれちょっとしたことができるんですけど、それは多分明日わかると思います。
あ、そろそろ時間ですね。長くなりましたが、今からゆっくり休んでくださいね。」
そう言い終わった瞬間、私は意識を手放した。
- 金 運: ★☆☆☆☆
- 恋愛運: ★★★☆☆
- 健康運: ★★★★★
- 全体運: ★★★☆☆
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あずきいろ
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8
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ほぷる(プロフ) - 月夜さん» コメントありがとうございます!いつも亀更新で申し訳ないです(-_-;)これからも頑張りますね! (2021年4月4日 22時) (レス) id: 267d44aeb1 (このIDを非表示/違反報告)
月夜 - この作品大大大大大好きです!!更新できる限りでいいので頑張ってください!! (2021年4月3日 18時) (レス) id: 1cb00a25d1 (このIDを非表示/違反報告)
ほぷる(プロフ) - 赤坂さん» コメントありがとうございます〜!亀更新ですが絶対完結はさせたいと思ってますので…!!(勿論内緒にしますよ〜(*´ω`)) (2020年2月23日 13時) (レス) id: 92cc03210a (このIDを非表示/違反報告)
赤坂 - あ、ちなみに今の内緒ですよっ! (2020年1月24日 16時) (レス) id: bd128d24b1 (このIDを非表示/違反報告)
赤坂 - 早く続きが見たい〜!母ので勝手に見てるんであんまり見れないけど、次には更新されてると嬉しいです( ´∀`)/まぁ作者さんも無理しないのが一番ですよ!頑張って下さい! (2020年1月24日 16時) (レス) id: bd128d24b1 (このIDを非表示/違反報告)
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