【ワールドトリガー】異能トリガー使いが騒動を起こしました。【番外篇】

�鵺 ページ4

「――… んっ」

ふと目を覚ますと、天井が見えた

あれ…？と思っていると表情は変わらないが恐らく怒っているであろうレプリカ先生が見えた

「……なんでベッドに……？」

ふと疑問に思った

レ「それは……」

レプリカ先生が口を開くと同時に

ｶﾞﾁｬ…

と音が聞こえた

迅「起きたのか？」

「……先輩……なんで……」

木崎先輩と迅先輩は防衛任務のはず……

迅「彼女の心配するのは当たり前だろ？」

「……っ」//

顔が紅くなるのがわかった

きっとこれは熱が原因だ

迅「……で、なんで部屋から出たんだ？」

「……水が、飲みたくて……レプリカ先生に頼むのも、気が引けて……」

迅「…うん、知ってる」

見えてたのか

なら聞かないでほしい

こっちは体が怠いんですから……

迅「聖華、薬飲めるか？」

「やだ」

即答で拒絶した

風邪薬とは。苦くて不味くて味わえるわけがない

なぜ存在するのか理解できない

迅「やだ、ってな……でも飲まなきゃ治らないだろ？」

「治せます」

気合いと根性で治してやる

迅「ダメだ」

「や〜だぁ！」

布団を頭まで被る

迅「…ったく…」

呆れる迅先輩だけど私だって譲れない


迅 SIDE


サイドエフェクトで聖華が階段から落ちるのが見えた

だから任務を早めに終わらせて玉狛に戻った

それが丁度その時で、おれは慌てて聖華を受け止めた

「……んっ……んんっ……」

顔を真っ赤にさせて、苦しそうにしている聖華

……興奮しないわけがない！

が、聖華を襲えば殺されるのは間違いない

おれのサイドエフェクトがそう言っている

「っ……はぁ……っはぁ……っ」

苦しむ聖華を慌てて部屋まで運びベッドに寝かせた

�鶚→←玉狛支部 ⇔ 風邪

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