鵺 ページ14
まず初めの仕事は、ショッピングモールでのボーダーPRイベントらしい。
迅先輩と嵐山先輩はスーツに蝶ネクタイ。
漫才でもするんですか。
「これ、佐鳥ならノリノリですよね」
嵐「賢はこういうイベントが得意だからな!」
「で、歌とかあるんですか?」
嵐「予定ではあったが…聖華、歌えるか?」
「音楽の実音テストでは毎回0点です」
別に歌えないワケではない。
歌えるのだが、学校で歌うタイプのものは嫌いなのである。
なんだよ、綺麗な歌声って。
「アニソンなら歌えますけどね〜」
嵐「アニソンはカラオケで歌ってくれ」
「じゃ、今回は歌はなしですね」
嵐「ああ」
残念。アニソンならいくらでも歌いますよー。
てなワケで始まったのは、漫才である。
嵐「どーも!嵐山隊の嵐山准です!」
迅「実力派エリートの迅悠一です!」
修「た、玉狛支部の三雲修です!」
「栗山聖華にこっ♪にっこにっこにー♪」
ノリで言ってみた。
嵐「サイドエフェクトと言えば…」
迅「なんでやねんっ!」
嵐「まだ何も言ってないだろ!」
気付いたら始まっていた迅先輩と嵐山先輩の漫才に観客たちは爆笑だった。
嵐「リビングにある…」
迅「それはサイドテーブル!」
嵐「ファミリーレストランの…」
迅「そりゃサイドメニュー」
嵐「戦国武将の…」
「それ斎藤さんのことですよね!って…最初の『さい』しか合ってませんよ!?サイドエフェクト関係ありませんからね!?」
再び観客席は笑いに包まれた。
「そう言えば、三雲にはサイドエフェクトがあるの?」
修「え!?あ、えっと…サイドエフェクトなんてないぞエフェクト…!」
三雲の必死なボケであった。
「くっ……ははっ……あっははは!」
因みに私はひたすら爆笑していた。
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絢瀬.@垢停止.(プロフ) - ももちゃんと言う名のアニメオタクさん» 此方こそご希望にお答え出来ず申し訳ありません。更新は気ままに頑張る予定です。応援の言葉もありがとうございます。 (2015年6月7日 18時) (レス) id: adf42dfd10 (このIDを非表示/違反報告)
ももちゃんと言う名のアニメオタク(プロフ) - 絢瀬.@垢停止.さん» そうなんですか!無理言ってすいません…。更新頑張ってくださいね!!応援してます! (2015年6月7日 16時) (レス) id: aaa6f40516 (このIDを非表示/違反報告)
絢瀬.@垢停止.(プロフ) - ももちゃんと言う名のアニメオタクさん» 評価とコメントありがとうございますっ。名前変換についてですが、申し訳ございません。名前固定と決めておりまして…。もしかしたら、オリキャラで出すかも知れません。 (2015年6月6日 23時) (レス) id: adf42dfd10 (このIDを非表示/違反報告)
ももちゃんと言う名のアニメオタク(プロフ) - 面白いです!一番右の星を押しちゃいました☆名前設定出来る様にしてもらってもいいですか??あ、無理だったら大丈夫ですので!!更新頑張ってください!! (2015年6月6日 21時) (レス) id: aaa6f40516 (このIDを非表示/違反報告)
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