【ワールドトリガー】異能トリガー使いが騒動を起こしました。【番外篇】

�鵺 ページ12

NO SIDE


本部にやって来たのは、聖華と米屋と出水であった。

既にトリオン体になっている聖華は、シャスティフォルを構えている。

「さあ、全員一気に逝ってみる？」

某冒険漫画のキャラの真似をした聖華は、すごい笑顔であった。

米「つか、聖華の実力でどれくらいなんだ？」

出「知らねぇし。でもよ、初期メンバーだけあって強いんじゃね？」

聖華の攻撃を避けながら語る米屋と出水。

「このままオマエらを一気に殺しても良いんだけどねぇ？」

聖華は安定の笑顔であった。

「シャスティフォル…―――」

聖華がシャスティフォルを構えると同時に

迅「そこまで」

―――迅が聖華を止めた。

「っ！？迅先輩！」

途端、聖華の表情が元に戻りシャスティフォルの動きも止まった。

「どうして先輩が本部に……？」

迅「アイツらに呼ばれたからね」

米屋と出水の方を指さし聖華に説明する迅。

迅「聖華が怒る理由もわかる。けど駿だって思春期なのはわかるよね？」

「……はい」

迅「ま、読ませたアイツらも悪いけど……今回は許してあげるように！」

「わかりました」

ｺｸｯと頷いた聖華に迅は微笑んだ。

こうして、聖華の暴走は終わったのであった。


☆おまけ☆


米「なあ、聖華」

「なに？」

出「もし、迅さんがいやらしい本持ってたらどうする？」

「読むのは自由だけど最終的には本を燃やして支部長(ボス)に言い付けて木崎先輩に頼んでぼんち揚を禁止にしてもらうかな」ﾆｺﾘ

出「緑川の時よりやべぇな！」

米「けど、迅さんもそーいう年頃だろ？」

「あっは〜♪面白いこと言うねぇ。私がいるんだから私に言えば良いじゃん」

聖華の言葉に米屋と出水の動きが止まった。

「まあ、先輩に限ってそれはないと思うけどね〜」

米/出「「……怒らせちゃダメなタイプだ……」」汗

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