鵺 ページ2
目の前にあるのは先輩の顔なのはわかる
けれども、この唇に感じる感触はなに‥‥?
頭が混乱して理解できなくなる
迅「好きでもない女に、おれはキスなんてしないよ」
「!‥‥だ、だって先輩は‥‥!」
いつも私のこと、子ども扱いして‥‥
迅「初めて出会った四年前から、どれだけおまえのことを想ってたか‥‥」
「先輩‥‥」
迅「おまえだけだよ、おれが欲しいのは」
「!」
その言葉は私がずっと求めていた言葉だった
「‥‥っ」
顔が紅くなるのがわかった
慌てて両手で顔を覆い隠す
迅「聖華の気持ちは?」
「‥‥私、も‥‥先輩が欲しい、です‥‥っ!」
なんて緊張しながら、伝えた
迅「やっと、言ってくれた」
「〝やっと〟‥‥?‥‥見えてたんですか?」
迅「うん、ある程度は」
「‥‥っ!」
さっきより顔が熱くなる
「‥‥バカ」
そうとしか言えなかった
迅「なあ、聖華」
「‥‥?」
迅「もう一回してもいいか?」
「‥‥どうぞ」
ただ黙って目を瞑った
そして感じるのは先輩の唇で
とても長く感じた
ガクッ…
と足の力が抜ける
迅「普通のキスだけで感じたのか?」
「煩いです‥‥っ!は、初めてなんですから!」
恋もキスも全部 初めてだった
迅「つまり聖華の初めてはおれが貰えると‥‥」
「言い方!」
迅「これから頑張れよ?」
と悪戯な顔で言いながら、また唇が重なった
2人がお気に入り
感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
絢瀬.@垢停止.(プロフ) - ももちゃんと言う名のアニメオタクさん» 此方こそご希望にお答え出来ず申し訳ありません。更新は気ままに頑張る予定です。応援の言葉もありがとうございます。 (2015年6月7日 18時) (レス) id: adf42dfd10 (このIDを非表示/違反報告)
ももちゃんと言う名のアニメオタク(プロフ) - 絢瀬.@垢停止.さん» そうなんですか!無理言ってすいません…。更新頑張ってくださいね!!応援してます! (2015年6月7日 16時) (レス) id: aaa6f40516 (このIDを非表示/違反報告)
絢瀬.@垢停止.(プロフ) - ももちゃんと言う名のアニメオタクさん» 評価とコメントありがとうございますっ。名前変換についてですが、申し訳ございません。名前固定と決めておりまして…。もしかしたら、オリキャラで出すかも知れません。 (2015年6月6日 23時) (レス) id: adf42dfd10 (このIDを非表示/違反報告)
ももちゃんと言う名のアニメオタク(プロフ) - 面白いです!一番右の星を押しちゃいました☆名前設定出来る様にしてもらってもいいですか??あ、無理だったら大丈夫ですので!!更新頑張ってください!! (2015年6月6日 21時) (レス) id: aaa6f40516 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ