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萌ちゃんがスマホをしまった。
ああ、これだけか。なら、すぐに言い返せるなと思ったけど、まだあったらしい。
萌ちゃんが何か言い出した。
「そして、これはこの学院の人に聞いたことなんですけど・・・・・・
先輩は仲間を裏切ったことがあるんです!!
しかも最低なやり方で!! でも、その人達と仲良くしてる。
自分のやったことを理解せずにヘラヘラしてる最低な人なんです!
いじめもするし、簡単に人を裏切る。
そんな人を信じて良いと思いますか? 私はダメだと思います。
だからせめて先輩!
私やその人達に誠心誠意、謝って下さい!! 」
萌ちゃんの言ってることが理解できない。
理解することを拒んでいる。
"裏切った"や"最低"という言葉が頭の中でぐるぐる回る。
萌ちゃんの声が頭の中で反響している。
何も考えられない。
吐き気がして、気持ちが悪い。
頭がグラグラして地面が回る、クルクルと回転する。
座っているのに体を支えられない。
息が苦しい。息が詰まる。
喉がヒュッとなって、呼吸が出来なくなる。
過呼吸みたいになって、苦しい。
椅子から落ちそうになる。
その時、宗ちゃんが支えてくれた。
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鬼灯の猫(プロフ) - 骸様愛してる★さん» 大好きだなんて嬉しいです!更新ペースは落ちると思いますが、頑張りますね。 (2017年9月15日 19時) (レス) id: 9635542aa3 (このIDを非表示/違反報告)
骸様愛してる★(プロフ) - 続編待ってました!俺、この作品大好きです!更新がんばって下さい!(*''*)♪ (2017年9月14日 19時) (レス) id: 04b4a4bc8c (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:鬼灯の猫 | 作成日時:2017年8月10日 19時