【あんスタ】狂人少女の正義は間違っているのだろうか【ハイキュー】

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▼side乃蒼▼

ガーデンテラスで見たスマホの時間は10時。


就寝時刻まであと30分しかなかった。

話の途中だけど仕方ない。

それに、これ以上仁花ちゃんに言っちゃうのは悪い。

きっと、抱え込んでしまうだろう。

いろんなことを考えて、心配してくれるだろう。


けど、それはきっと仁花ちゃんにとって重石になる。

関係ない人を巻き込むのは、きっと悪いことだ。

それに、もう会うのはこの合宿が最後になってしまう子かもしれない。

あまり迷惑をかけてはいけない。



そうこうしているうちに、合宿所の明かりが見えてきた。

良かった。就寝時刻までには間に合った。


そこで何を思ったのか、要らないことまで仁花ちゃんに話してしまった。

あーあ、私情に巻き込んだらダメだってわかってたのに。

分かってたから話すのを止めたのに。


また、間違えっちゃったな。



部屋に入ると全員分の布団が敷かれていた。

ありがとう、とお礼を言いながら明日はしようと心に決める。

あんずちゃんはもうマネさん達と仲良くなっていた。


私と仁花ちゃんが布団に入ると、

待ってましたといわんばかりに恋バナ大会が始まった。

全員が好きな人、気になる人、もしくはいないなど一通り言っていく。

全員が言い終わった辺りで、私は寝てしまった。

きっと、久しぶりで疲れたんだろうな。



私の好きな人？

言う前に寝たから内緒♪

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