俺の嫁がトリップしてきた件について。【鬼灯の冷徹】

地獄日和４１：最早お決まりですね。 ページ40

「ではAさん、指きりげんまんしましょうか」

「はいっ！もちろん『あっち』のほうですよね？」

「さすがAさん、分かっているではないですか」

鬼灯の冷徹のマンガ7巻42ページ参照の、悪魔の契約のほうだよね！！完璧に諳んじれる俺ってば結構頭おかしくない？普通あんなの覚えないよね。別に覚えようとした訳じゃないのに読みこんでたら覚えるってどんだけなの俺。まぁ30周は読んだからな。今じゃ内容ほとんど覚えちゃってるしね。

・・・マジ自重しろ俺。その労力を勉強に回せよ。

そして、またしても「せーの」と音頭を取って。

「「♪ 指きりかねきり高野の表で血吐いて、来年腐って又腐れ」」
(バリトン＆ソプラノで)

「！？」

あれ、白澤様壁際まで後ずさってどうしたんですか。

少し考えてポンと手を打つ。

「あ、わかった」

「なにが！？何が分かったのAちゃん！？」

「女のコが引くから血生臭いことあんまし知らないんですね」

「しれっと失礼だな！！」

「というのは冗談で」

「・・・なんかもうツッコむ気も失せたよ・・・」

「あの時閻魔殿にいなかったから知らないんですね、あの騒動」

多分極楽満月で遊んでたんでしょ。いや推測の域出ないけど。

いつものポーカーフェイスで佇んでいる鬼灯様ににこっと笑いかける。

「どうせだったんですから、トトロさんブン投げてみればよかったのに」

「いつもやってることしても意味無いじゃないですか」

「いつもやってるのかよッッ」

なんか白澤さんがツッコミに徹してる気がする。

そして言い合ってる二人をビデオカメラで撮影☆

・・・ここから甘いシーンになればいいのになー・・・

「ひでぶっ」

「ああすみませんAさん、ちょっと足が脳の命令に従いました」

鬼灯様の足払いが飛んできて見事に顔からこける。

嘘ですごめんなさい冗談です出来ごころだったんです。

鬼灯様受けだとおいしいとか全然考えてませんだから鋭い目でこっちを見つめないでぇ！！

「其の目は赤かがちの如くして、身一つに八頭八尾在り・・・」

「唐突に八岐大蛇さんの祀詞なんか呟いてどうしたんですか？」

「おぅふ・・・」

まさかの知ってた鬼灯様。

「厨ニですか？」

「違うはずです！！」

ただ鬼灯様が八岐大蛇に似てるなってちょっと思っちゃっただけです！！

なんて言えるはずねぇけどな！！

地獄日和４２：いざ、夜の散歩へ！！→←地獄日和４０：これって考えてみると相当な状況だよね。

• 金　運: ★☆☆☆☆
• 恋愛運: ★★★☆☆
• 健康運: ★★★★★
• 全体運: ★★★☆☆

おみくじ

おみくじ結果は「末凶」でした！

ラッキーキャラ

白澤

→ 目次へ｜作品を作る｜感想を書く
他の作品を探す