俺の嫁がトリップしてきた件について。【鬼灯の冷徹】

地獄日和３２：自分のことってわりと分からないものですね。 ページ31

「Aちゃーん・・・そろそろ機嫌直してよ・・・」

「いえ別に機嫌悪くて座禅してる訳じゃありませんのでどうぞお構いなく」

火照った耳をどうにか誤魔化したくて、俺はしっかり握っていた鬼灯様の左手をぽいっと放ってしまった。

もちろん鬼灯様に土下座して平謝りして挙句の果てに恥ずかしくて死にそうになってる俺は、チキン以外の何者でもないだろう。

我ながら嫌になる。


俺って、まだこんなに純情なとこあったんだ・・・・と。


自分の事が一番分からないって本当だね。学校の先生嘘ついてると思ってたわごめんね。

くっそ、妄想するのは得意でも体験するのは苦手なんだよ！！

「・・・全く、この程度で赤面するとは」

ピクッと跳ねる俺の肩。嫌な予感しかしない俺ってば間違ってる？

「貴女のほうから抱きついてきたというのに」

「だからそれ言わないでくださいよぉぉぉおおおおおおおおおおお！！！！」

顔を手で覆って体をくの字に曲げる。穴があったら入りたいって言葉こんな時に使うのか！！

「ですから」

ぽん、と軽く頭の上に大きな手が乗せられた。そのままよしよしと撫でられる。

「あれは事故なんですから元気を出して下さいと、そう言ってるんです」

予想外の優しさ。

でも俺の精神は、そんなに割りきれるほど経験値が溜まっていない。

「・・・しれっと綺麗にまとめましたけど、俺が叫んでる一因の一つにあなたがたのケータイ騒動もあるんですからね」

鬼灯様と白澤様は、二人揃ってあさっての方向に顔をそむけた。わぁおさすが。

あと、あとね鬼灯様。

撫でてくれたのはすっごい嬉しいんだけど、俺の頭グッチャグチャになっちまいやしたよ。
物理的に。




―――――

はいまた藤花でｓ((しつこい

鬼：こんなことしてる暇があるなら本編更新しなさい。

いやだって！！合計10000hitって！！書いてあったんですもん！！

何ですかコレ。未知の数字ですよコレ。

鬼：ノリで作った奴なのに思いのほか好評で後先全く考えてないってことですね。

うっ・・・それは・・・そ、う・・・です・・・((

鬼：あ、大丈夫です読者の皆様。この作品(多分)消えませんから。消したら私が『なんらかのせいさい』を加えますから。

こここ怖い！！消しません！！更新頑張ります！！

鬼：まァ、頑張らなかったらそれまでです。

・・・ひぇぇぇえええ！！

地獄日和３３：俺の設定なんて書いてありましたかー？→←地獄日和３１：ダメージ判定出ました。

• 金　運: ★☆☆☆☆
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おみくじ結果は「末凶」でした！

ラッキーキャラ

白澤

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