転移？したなら…とことん楽しんでやるぅ！！！【RKRN】

39話 ページ41

立花「お前はほんとに見ていて飽きないやつだな笑」


『どーーゆう意味じゃゴラァ！！！！』


今朝会った時は、綺麗な洗濯物をキラキラした目で見ていてあんなに可愛かった仙ちゃんが
今ではゲラゲラ笑って私の事を馬鹿にしてくる


ほんとになんなんだお前は！！！




久々知「ごめんよA！立花先輩が解散の後Aの方へ凄い勢いで行くから止められなかった…」


兵助は申し訳なさそうに言った

兵助！！君は天使か！！！！！！
隣でゲラゲラ笑っている仙ちゃんと比べるまでもない

兵助の人の良さを実感している最中にいきなり仙ちゃんが私の真横に立って大声を出てきた






立花「それよりお前！私があれほど目を離すなと言ったのに！！！」




『うっるさぁ！！お前らはなぜ耳元で毎回叫ぶ！！！耳が壊れるだろうが！！』


立花「うるさい！！人の気も知れないでコノヤロウ！！！！」



仙ちゃんは凄い怖い顔をして私の頬を引っ張った
地味に痛くて涙が出てきた



『いひゃあい！ふぁなへ！！』


久々知「立花先輩！さすがにAが痛そうです！！」

涙が出てきた私の顔を見て兵助が仙ちゃんの腕を掴み手を離すよう呼びかける





立花「ほんとに私は心配したんだぞ！！！！！！
あの手裏剣を避けられていなかったら今頃お前は腕を大怪我していた！！！
ほんとに私の気を知らないで！！！









ほんとに！！！











ほんとに心配したんだ…」


先程まで私の頬をおもいッきり引っ張りすごい剣幕で怒っていたのが嘘のように弱々しく呟いた

今の仙ちゃんの顔はまるで少しだけ泣きそうな顔をしていた




(仙ちゃんは私の事を本気で心配してたからあんなにも本気で怒ったんだ……



私、愛されてるな)





仙ちゃんから頬を解放され私は勢いよく仙ちゃんに飛びついた



『仙ちゃん！心配してくれてありがとう！！！言われたこと守れなくてごめんなさい！！』






立花「…はぁ〜全くお前は、、、





今度からほんとに気をつけてくれ」


仙ちゃんは私の頭を軽く撫でてくれた
こういう時の仙ちゃんはほんとに優しい

(いつもこんぐらい優しければいいのに笑、ほんとにツンデレなんだから〜！)











久々知「あの〜そろそろ俺話してもいいですか？」




『あっ、兵助の事忘れてた！ごめん兵助！！！』

立花「すまない久々知、私とAが仲がいいばかりに…」


なぜか仙ちゃんは私と仲がいいアピールをしている
まぁ、ほんとに仲がいいから良いけどさ

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