37話 ページ39
覚悟を決めたからといって緊張していないわけがない
全校集会をする場所へ向かっている間ずっと私の心臓はいつもより早く動いていた
気のせいか少し手足が震えている気がする
でも不思議と恐怖は感じない。それよりか少しだけ興奮するようなワクワクするような感覚がする
なんだか私ならやれる気がするのだ
(仙ちゃんや兵助に応援されたからな！自分なりに期待に応えないと！！)
シナ先生も道中ずっと私を励まし続けてくれた
本当に忍術学園の人はみんな優しい心を持っているなと思った
シナ先生のおかげで私の緊張はいくらか和らいだ
しばらく進んでいると
色とりどりの服を着た生徒たちが並んでいるのが見えてきた
生徒たちの目の前には話している学園長先生がいて、その横の少し距離をとった所に先生方や事務員の人達が立っている
そして私達は静かに先生方の隣に立った
学園長先生が大きな声で話してくれているおかげか生徒たちは私の事に気づいていない
(よし！もう緊張はしていない、自分の言葉で自分が伝えたい事を話すだけだ！！！)
もう一度覚悟を決めた時には震えはもう止まっていた
学園長先生が私の方をチラッと確認し、咳払いをしてからこう言った
学園長「では、今日から事務員として働いてくれる人をみなに紹介しよう。出てきてくれ」
『はい！！』
不思議と足取りが軽い
声も突っかからずに自然と出てきた
あとはやれる事をやるだけ
(仙ちゃんから言われたように目線は生徒から離さない、それではっきりと話す)
私は生徒たちの目の前に立った
学園長先生は入れ替わるように先生方の所で見守ってくれている
そして軽く一回浅い深呼吸をして、生徒の方に目線を向け私は話し始めた
『本日から忍術学園の事務員として働かせていただく星野Aといいます。
そして私は四番目の天女です』
天女という言葉を発した瞬間空気が変わった
生徒からの視線が冷たくなり、恐怖で怯えるような顔をする子や憎しみからか強く睨んでくる子が増えた
そして、少しざわめき出した
だけど私は気にせず生徒たちから目を離さずに言葉を続ける
『四番目の天女と名乗りましたが、実は私は天女の基準をよく分かっていません。』
一瞬時が止まったかのように静かになった
そして私が何を言っているのか分からないような雰囲気が漂い始めた
なので私は説明を加える
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meika 0609(プロフ) - 初コメ失礼します！身長設定リアルの私と一緒でびっくりしましたwいっきよみしました！面白かったです！ (7月29日 17時) (
レス) @page2 id: 79d50bf494 (このIDを非表示/違反報告)
フラッペ(プロフ) - シオンchannel☆さん» 一気読みお疲れ様です！更新がだいぶ遅れてしまいすみませんでした。更新ペースあげて行きますので、これからもお付き合い頂ければ嬉しいです！！！コメントありがとうございます！凄く励みになります！！！ (2022年9月29日 20時) (レス) id: 95d319f9a9 (このIDを非表示/違反報告)
シオンchannel☆ - シオンchannel☆です!!一気に読んだよー!!!!夢主さんのポジティブさが面白いです！(*´ω｀*)夢主ちゃん最&高ですねwww更新するスピードは､フラッペさん？のペースで良きです♪(*´∇｀*)続き待ってます。("⌒∇⌒") (2022年9月14日 20時) (レス) @page3 id: 888b3d648c (このIDを非表示/違反報告)
あい(プロフ) - フラッペさん» あ、、作者さんのペースね全然大丈夫ですよ(ﾟoﾟ;; (2022年8月28日 22時) (レス) id: 4bcda9126d (このIDを非表示/違反報告)
フラッペ(プロフ) - あいさん» 最近更新するペースが遅くなってすみません！！！だんだんと更新ペースをあげていきますので少々お待ち下さい！！！ (2022年8月28日 22時) (レス) id: 95d319f9a9 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：フラッペ | 作成日時：2022年7月28日 21時
