転移？したなら…とことん楽しんでやるぅ！！！【RKRN】

26話 ページ28

私は急いで溺れている美少年を湯船から引き上げた



『おい！！しっかりしろ！！！お前が死んだら私が人殺しになってしまう！！！！！！！！！』


『あとお前見た目によらず重い！！！！！』




美少年は一見細身の体に見えるが持ち上げようとしたら、なかなかの重さでまったく持ち上げることは出来ず仕方なく引きずって脱衣場まで連れて行った


そこで私は一旦自分の支度を今までにないくらい素早く終わらせ、相手の拭けるところは拭いておいた


(水がついたままだと体温を奪われてしまう！拭けるところは拭かねば！！！！あとで私の手を煩わせたことに文句言ってやる！！)










鼻血は逆流しないよう、相手の顔を地面を向けるように私の膝の上に乗せた



(鼻血を止めるにはまず、鼻をつまむ！つまみ過ぎると良くないためだいたい10分を目安に！)


(そしてなるべく早く止めるために、目と目の間を冷やす！タオルたくさん持ってきておいて良かった〜)



あらかじめたくさん持ってきていたタオルに水をつけ、冷やすために目と目の間のおでこに当てた
こうすることで早く血が止まりやすい

その間も相手の体温は下げないよう大きめのタオルを相手の体に被せておいた









(よし！鼻血は止まった！！！とりあえず一段落着いたわ)


約10分後に鼻から手を離すと血が垂れてこなかったので、ひとまず鼻血の件は落ち着いた






(あとは、意識が戻った時に水を飲ませねば！脱水症状になると危ないからな)



私は全速力で食堂へ行き大きめの水筒？みたいな竹の筒に水を入れ、またもや全速力で脱衣場まで戻った

美少年はまだ意識が戻っていなかったため、しばらく近くで様子を見ることにした


『はやく目を覚ませよ〜』



















そうしている間にも夜はどんどん更けていく

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