【呪術廻戦】ねこ五条先生といっしょ！２【五条悟】

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『犬、猫、鼠…あと兎も１度だけ。鳥類は肌に合いませんでしたね』


種族が違うから、当然見えている世界も違う。

けれど私の術式はそれをガン無視して
人間が見ている世界と
ほぼ同じようにみる事が出来る。

モノクロで世界を見ている種族でも、
明暗しか判断できない種族でも、
普通の人間が見ている世界で見える。

視覚を借りているというか…
むしろ、目を貸して貰っているのだ。


その目の位置に自分の目を持って行っている、
というのが１番近いかも知れない。


｢Aの術式なら僕を殺せるんでしょ？気になるなぁ｣


『…？殺せませんし、殺しませんけど』


せいぜい怪我をさせる程度だろうな。
まだまだ私も未熟者である。
最強を狩るほどの実力も自信もない。
というか、狩る必要性は感じないし。


『私、上層部好きじゃないんですよねぇ。お見合い持ってくるし、仕事押し付けてくるし、いちいち突っかかってくるし。…犬派だし』


最期のは私怨？
いやいや、私だって犬は好きだけどね？
動物全般が好きだよ？
でも、猫の悪口を延々と聞かされたら、
その人のことが嫌にでもなるでしょ。
そう言うこと。


『だからまあ、悟さんを狩ることはないでしょうね』


｢そんなこと言っちゃって良いわけ？｣


『え、狩られたいんですか？』


Mなのかな？五条悟のMはドMのM…
いや、五条悟にMはないじゃん。


｢…いーや？まあ、ありがとう｣


照れたようにそっぽを向いた
悟さんを激写しつつ兎と戯れた。

…うん、冥冥さんに
この写真渡したらいくらになるかな、なんて
考えてませんけど何か？？






悟さんと別れた後、
幾つか猫用品を買い足して家路につく。

日がくれ綺麗な夕焼け空を眺めつつ、
五条サンは大丈夫かな…なんて考えて歩いた。

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