【呪術廻戦】ねこ五条先生といっしょ！【五条悟】

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『…よし、準備オッケー。じゃあ五条サン、このリードを付けてね』


リードと言えば
犬を想像するかも知れないが、
猫用リードも存在する。

犬に比べて猫はお散歩をしないことが
殆どだからあまり見かけないかも知れない。

今回用意したのは３日ほど前に購入した
黒いリボンのついたリード。
こうやって付けてみると
中々似合っているではないだろうか。


『ほら、五条サン似合ってるよ。』


鏡を出してやると不思議そうに
その鏡を覗き込む五条サン。


『さて、硝子も準備出来てる？』


｢もちろん。でもまあ、Aは準備が早いよね。｣


旅行用セットは常備しているからね。


｢私車出すから後ろ乗ってて良いよ｣


『ありがとう。さ、五条サン行くよ』


＊＊＊


呪術師にだって休養は必要である。
給金が良く、待遇の良い
特級呪術師とは違い、
給金は良いが幾らか替えのある
１級呪術師の仕事は中々ハードだ。

それは個人で活動してても同じ。

ついでに言えば特級呪術師もっと働けよ！！
という怒りの溜まった
一部の呪術師達のストレス発散の場が、
この“１級・準１級呪術師連合飲み会”である。



ちなみに最近は歌姫さんが
気合いを入れて準備してくれるので、
参加者(こちら)としては楽でー、
ごほん、頼もしくて助かってる。


今回の宿は和風の旅館だった。


確か、温泉で有名なところ。



到着するとすぐに
女将さんに中に入れて貰えた。
通された部屋に荷物を置いていると、
襖がスパンと開いた。

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