【呪術廻戦】ねこ五条先生といっしょ！【五条悟】

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五条サンがケーキを食べ終わり、
あからさまに硝子を避けつつ
私の元までやってくる。

ひょい、と膝の上に乗った
五条サンを撫でつつ
私と硝子は世間話を交わしていた。







｢んで、Aは今日の飲み会行くの？私は行くけど。｣


そう言えば、と言った風に発せられた
硝子の言葉にピタリと体が動かなくなる。


『え、飲み会なんてあったっけ？』


｢え？誘われてないの？毎年恒例“１級・準１級呪術師連合飲み会”｣


『今年は葉書来てないなとは思っていたけど…。』


１年に１度、１級、準１級呪術師達が
集まって飲み会をする。

いわゆる愚痴大会なのだが、
毎年歌姫さんが｢モチベーションアップのため｣とか何とか言って、
経費で費用を落としてくれるので
温泉地に行ったりなんなりする、
とても豪華な飲み会となっている。
社内旅行みたいに思って貰えば良い。


｢え、誘われてないんだ？｣


『いや、でも今誘われたから。それに、五条サンは連れて行けないから今回は欠席するし。』


硝子はキョトン、とした表情を浮かべる。
そしてスマホを弄りだした。


｢…ペット、連れてって良いお宿だよ。今回。｣


『…アレルギーとか』


｢前々回、ペット連れてきてたやついたじゃん。とりあえずLIN●で聞いてみるけど｣


『…五条サン、行こっか』






五条サンが来てから１週間。
五条サン、初の旅行です。

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