【呪術廻戦】家入ちゃんの怠惰な日常【乙骨憂太】

１２話 ページ13

『捻挫、擦り傷、打撲、塩素でしわしわ…』


｢悪いな、A｣


『別に良いけどー』


任務が終わって
私の所まで帰ってきた４人は
それぞれ怪我をしていた。

いや、治すのは別に良いって言うか、
あんまり気にしてないけど
何が問題って彼らの怪我は






全部一般人に巻き込まれた結果の怪我なんだよね！






捻挫→子供とぶつかって階段から落ちた

擦り傷→人とぶつかりそうになって避けたら転んだ

打撲→思いっきり一般人にハラパンされた

塩素でしわしわ→言うまでもない



え、何なの？
呪術師の最大の敵はやっぱり一般人なの？？
ハラパンが１番よく分かんないんだけど。

治すよ？治すけどさぁ…？？


『塩素でしわしわは反転術式じゃ治せない』


｢そんなぁ…｣



反転術式は怪我の回復であって、
残念ながらドライヤーではないんだよね。



『もうー…みんな、もうちょっと気をつけた方が良いんじゃなーい？』



幼気な幼女にこんなこと言わせるなんて…
１６歳児としての誇りはどこに行ったの？？


…あれ、この台詞前にも言ったな。



いつだったっけ？




｢…｣


｢…｣


｢…｣


｢…｣



ねえ、なんでみんな黙るの？
私、なんか変なこと言った？



｢Aちゃん…｣


｢反転術式バグって、棘の腕が変なところから生えてきてるぞ…｣


『え、あ！？ごめんね！！』



私、幼女だから上手く出来ないの。

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