僕たち、私たちは、星に願いを捧げる

不思議な夢の結末 ページ29

夜

そこは、光に包まれたところだった。

玉田マタロウ
「また、この夢か…」

すると、いつもの夢に出てくる女の子が来た。

？？？
「こんにちは」

玉田マタロウ
「また君か…」

玉田マタロウ
「そういえば、名前は？」

？？？
「名前は教えられないけど」

？？？
「私のことは、ナナセと読んで」

玉田マタロウ
「あっはい」

玉田マタロウ
「そもそもナナセさんは何者なんですか？」

玉田マタロウ
「この夢は何を伝えようとしているんですか？」

ナナセ
「私は、貴方たちが大人になっている未来から来た人間よ」

玉田マタロウ
「未来人！？」

ナナセ
「それに伝えたいことは今、あなたいや、あなたたちYSP能力者たちに。Y学園を救ってほしいと言うことよ」

玉田マタロウ
「それってこの前言ってた…」

玉田マタロウ
「でも、言ったじゃありませんか！」

玉田マタロウ
「Y学園は危機なんかになっていません！」

ナナセ
「あなたたちは、今困っていない。でも、未来人の私たちとって凄く困っている」

ナナセ
「それにこのままでは、私たちが困るだけでなく、Y学園が潰れてしまう…」

玉田マタロウ
「えっ！？どうして！？」

ナナセ
「今、あなた達が悩まさえれいる妖派ウイルスは未来になって倍以上に増えている」

ナナセ
「Y学園だけでなく地球全体が妖派ウイルスで埋め尽くされ人間が住めなくなるまでそう長くはない」

ナナセ
「今は、Y学園で大量発生し、生徒たちが困っている…」

玉田マタロウ
「それって…」

玉田マタロウ
「嘘とかじゃないんですか…」

ナナセ
「私は、嘘なんかつかない。あなた達が未来を変えない限り妖派ウイルスは増え続ける…」

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