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安武先生 の段！（また少ない。） ページ12
朝になり、新任教師としての始めての授業がもうすぐ始まる。そんな気持ちを持っているのかもっていないのか、安武は寝坊と言われてもおかしくない位の時間に目が覚めた。朝に弱いのか上半身を起こしたままボーッとしている。
しばらくして聞こえてきた忍たま達の明るい声。それを聞いてヤバイと思ったのか、布団から飛び起きて新しい忍者服に身を包んだ。
襖を開けると朝食に向かっている生徒が何人か通っていった。生徒だったらこの時間でもいいかもしれないが、今は二年前とは違い先生という立場にいる。それなのに生徒と同じ時間に起きていては寝坊も同然かもしれない。
彼は急いで食堂へ向かった。
一方その頃、上級生の生徒の一部は朝御飯を食べながら、今日の授業のことが心配で仕方なかった。美味しいはずのおばちゃんの朝御飯がいつもより味気がなく感じてしまうくらいに。
その後ご飯を食べ終えてから、重い足取りで自分達の教室へ向かい神頼みをしたとか。
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作者名：美味しいイチゴ | 作成日時：2018年3月22日 0時
