闇AUの新メンバー！7 (ページ4)

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聞き覚えページ4

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[え？あ、ああ、分かった]

本当はなんでか聞きたかっただろうが、ロンリーは
とりあえずと人間の子供にメモ帳とペンを手渡す。

人間の子供は受け取ると、すぐにメモ帳のページを
開いてペンを使って何かを書き始めた。

やっぱり、声を出して話すのは苦手なんだ。

書き終わると、人間の子供はメモ帳に書いたものを
私達に見せる。

"僕の名前はフリスク"

"君達の名前は？"

そう文字がメモ帳に書かれていた。

だがしかし、フリスクという名前に聞き覚えがある
ような気がする。

もっとよく思い出そうとすると、やっと分かった。

インクとfreedomtaelの話をしていた時に聞いた
名前だ。

でもインクは落ちてこないって言ってたはず…

じゃあなんでフリスクが地下に落ちてきたの…？

[おい、A……A！]

『っ！……な、なに？』

[あとお前だけだぞ、自己紹介してないの]

『あぁ……ごめんね』

皆もう自己紹介し終わってたのか。

なんでフリスクが落ちてきたのかはまた後で考えて
私もさっさと自己紹介しよう。

『私はAだよ、よろしくねフリスク』

手を前に出すと、フリスクは少し肩を跳ねさせたが
ちゃんと手を握って握手してくれた。

fﾄﾘ「自己紹介が終わりましたね、では突然なのだけど、フリスクはこれからここで住むのよ」

fｷｬ「え…！？」

fｱｽﾞ「やった！また家族が増えるね！」

fｺﾞｱ「慣れないこともあるだろうけど、一緒に…」

fｷｬ「ちょ、待ってよ！フリスクは別に骨野郎のとこでも…！」

fﾄﾘ「キャラ、お願い。」

トリエルさんは微笑んでキャラにお願いだと頼む。

キャラはまだ気に食わないような顔をする。

どうしたものかと見ていると、ロンリーに肩を叩かれる。

振り向くと、ロンリーは私からもキャラに頼んでくれないかと言ってきた。

別にいいけど…。

『…ねぇ、キャラ』

fｷｬ「ん？」

『フリスクも家族にしてあげようよ、ね？』

fｷｬ「！…ぅ、A姉さんが、言うなら…」

[おぉ〜キャラ優しいじゃねぇか]

fｷｬ「A姉さんのためだから！」

ニヤニヤとしてからかうロンリーと、勘違いしないでとツンデレのようなことを言うキャラ。

フリスクはそれをキョトーンとした顔をして見ていて、アズ達は笑って見守っている。

私も思わず笑みがこぼれる。

そのうちにもホットココアは冷めてしまったけど。

*