焼ける音(※コラボ突入) ページ28
•(※流血注意)
私は目を閉じ、風を切って羽ばたく音や気配に集中して、後ろから近づいてきているのが分かった。
素早く振り向けばステラちゃんは姿を戻して、鉈で切りかかってくるところを剣で受け止める。
ｽﾃ「流石ですね。初見の方などはほとんどこの戦法でやられてしまうのに…。」
『仲間からのアドバイスのおかげでね！』
このことを考えれば、事前に手合わせをしておいて正解だった。キラーに感謝しないと。
剣を持つ両手に段々と力を込めて、後ろへ押していけばステラちゃんは体勢を崩していく。
ｽﾃ「ッ、凄い力…。これは少しまずいですね。」
この状況から逃れる為、ステラちゃんはまたもやコウモリへと変身し、私の左右から通り過ぎて回避する。
前にはもう誰も受け止めている者はいない。私は当然倒れそうになる。
もう顔と地面がぶつかりそうな距離で両手をついて、なんとか倒れずに済んでホッとしていたが、ステラちゃんの方を見やると先程よりも速さが増している。
『は、速い！？あんなの止められるの…！？』
立ち直って考えるてみるものの、その途中でコウモリ達はバラバラに分かれてこちらに向かってくる。私は慌てて背を少し縮めさせ、頭を押さえる。
通過後の風は強く、髪や服などが非常になびいた。
それと同時に手元がとても軽くなった感じがして、可笑しいと察した私は両手を見る。
『あーっ！？剣がない！！ステラちゃんに奪われちゃった！？』
剣を運びながら、私に届かない位置まで高く飛んでいるステラちゃん。
だがやっぱり重いのか、多くのコウモリ達が協力して運んでいる。刃の部分まで掴んでいて切り傷から血が出てしまっている。
痛々しいと視線を逸らそうとした。それよりも先にジュゥゥと焼ける音がする。
その音の正体は、私の剣が徐々に溶けていく音だった。
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ホチャ(プロフ) - タブレットのぺるさん» ですねですね🤗✨ (2023年3月10日 23時) (
レス) id: 7d4a19d09e (このIDを非表示/違反報告)
タブレットのぺる - まあ占ツクに居るからいいかな…って←← (2023年3月10日 22時) (レス) id: 06b7525e90 (このIDを非表示/違反報告)
ホチャ(プロフ) - ぺるさん» あっ分かります…！！私も周りにAU好きの子いないんです🥺← (2023年3月10日 21時) (レス) id: 7d4a19d09e (このIDを非表示/違反報告)
ぺる - au友がいないんです←←誘え (2023年3月10日 21時) (レス) @page50 id: 64abccb79c (このIDを非表示/違反報告)
ホチャ(プロフ) - 美幸さん» お〜！それはありがたい、です！！(((真似するな) (2023年3月10日 20時) (レス) id: 7d4a19d09e (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ホチャ | 作者ホームページ：闇AUの絆、深めてやるぞ☆←
作成日時：2022年11月2日 16時
