#3 涼介 ページ15
『やめて！やめて！お母様！』
『うるさい！あなたはただ私たちに苦しい顔を見せてればいいの！』
涼「ハァッハァッ」
伊「…またでてきたの？」
涼「うん。でも大丈夫。迷惑かけないから。」
伊野ちゃんの心配そうな声が聞こえたから
大丈夫って言ったら急に知念が喋りかけてきた。
知「迷惑かけないからってどの口が言ってんの？」
涼「これは僕とお母様の話だから。」
知「何を隠してるの？なんでお母様って呼んでるの？」
涼「…」
伊「今は話せない。だから」
知「前もそうだった！それで伊野ちゃんは死にかけたんだよ？また死にかけたいの？」
涼「…ごめんなさい。」
伊「涼介？」
そういって部屋を出ていった。
知「涼介！！！！」
涼「来ないで！…もう誰も傷つけたくない。
僕だけが傷つけばいいの。」
涼介の言葉を聞いた俺らはそこから動けずただ
見ているだけだった。
______________薮
本部からの手紙を読んでいたら誰かとぶつかった。
薮「あ。ごめ…どした？涼介。」
下を向いて息切れしている涼介がいた。
いつもとは何か違う。あ、チューブが付いてない。
薮「涼介？チューブは？苦しくなっちゃうよ？
…もしかして知念と喧嘩した？」
涼「ハァハァ…薮くん…グスッグスッハァハァッ…」
薮「おーお。深呼吸しよっか。ゆっくりでいいよー。吸ってーはいてー…そうそう上手。」
深呼吸しよっかなんていったら大人しく従ってくれた。
涼「…話聞いてくれる？」
薮「いいよ。ここで大丈夫？」
涼「無理。知念がいるかも。」
薮「わかった。俺の部屋行こっか。
さっ立って。」
俺はこのあと涼介の過去を聞く。
それはあまりにも信じがたいものだった。
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らじにゃん(プロフ) - 作者です！私の不祥事でログインができなくなりました。大変申し訳ございません。そのため新しいアカウントで作らしていただきます。続きからとなっていますのでそちらの方をよろしくお願いします。 「君のいない1年間2（続き）」です。 (2018年9月2日 21時) (
レス) id: 93337f8fd4 (このIDを非表示/違反報告)
らじにゃん(プロフ) - 聖愛さん» ご指摘ありがとうございます！これからも頑張ります！ (2018年7月16日 7時) (レス) id: 5d7c0f6b5f (このIDを非表示/違反報告)
聖愛(プロフ) - まつしまそうくんの漢字間違ってますよ、松島総じゃなく松島聡ですよ。この作品とても面白いです。これからも楽しみに読ませていただきます！ (2018年7月15日 23時) (レス) id: 838d6d5041 (このIDを非表示/違反報告)
慧jump(プロフ) - お疲れ様。長い距離歩いたと聞いてるからね。明日を楽しみに待ってるよ！ (2018年7月11日 22時) (レス) id: 77b2c6db08 (このIDを非表示/違反報告)
らじにゃん(プロフ) - クロミさん» ありがとうございます！ 楽しみにしている方に満足いただけるよう精一杯頑張ります！ (2018年7月11日 21時) (レス) id: 5d7c0f6b5f (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：らじにゃん | 作成日時：2018年7月1日 21時
