95話 ページ6
花「下級霊っていうのは大抵そいつが抱えてる要求を解消してやると満足して消えるんだ」
貴「じゃあこの写真の手を消すには」
花「うん。出てきた手と遊んであげればいいんじゃないかな」
貴「なるほど！」
光「負けた···この俺が腕に」
貴「光くん！そうと決まったらみんなと一緒に手と遊ぼうね！」
光「はい！」(先輩かわいい！)
それから私たちは
目の前に立ちはだかる数々の手と遊んで遊んで遊び倒し＿＿＿
貴「よーしあと一本！」
花「地味に疲れた。叩くヤツとかいた」
光「写真もほとんど綺麗になったっすね···あれ？よく見たらこれ先輩の制服違いますね」
貴「去年の写真なの。中等部の頃ね」
光「へー。なんつーかどれもいい感じに撮れてますね」
貴「うん！写真部の子に撮ってもらったんだよ。賞とか結構とってる子で、確か最後のページに名前が···」
パラパラ
光「···」
そこに書かれた名前は三葉惣助
手「···」(クイクイ
貴「なぁに？何したいか決まっ」
腕「こっちに来てよ」
貴「え」
腕がしゃべった？
花「A！」
光「先輩！？」
ぐいっ
貴「わっ」
腕に引っ張られる
グイグイ
貴「きゃ！は、花子く」
花「掴まって」
貴「あ」
伸ばしてくれた花子くんの手を掴むことは
出来なかった
ドプンッ
花「消えた？」
Aは鏡の中に消えた＿＿＿＿
ピチョン
ピチョン
ドスッ
貴「いたっ ？ここは？」
ちょ、ちょっと待ってください
貴「水！？境界！？な、なんで突然」
パシャん
パシャん
貴「？····誰？」
男の子？
幽霊？中等部の制服着てる
？「···」
トコトコと音を立てながら近づいてくる
？「···」(じー
貴「！」
髪サラサラ
まつげ長い
この子···
王子様みたい！
？「きみ」
貴「は、はい！」
？「可愛いのにアホそうな顔してるね」
貴「···」
？「もっと普通の顔してたらいいのに」
貴「な、なんなのよぉ！急に引きずりこんどいてそんなことゆうなんて！ここはどこ！あなたは誰！？」
？「んー 来て」
貴「？ 」
ガチャ
？「ここは七不思議の境界。カガミジゴク」
貴「わっ！」
すご！
？「ていう名前らしいけど細かいことは知らない」
鏡が沢山ある
カガミジゴク？聞いたことないな
葵なら知ってそうなんだけど
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らい(プロフ) - とても面白いです。続き楽しみにしています。更新は大変だと思いますが、自分のペースで頑張って下さい。応援しています。 (2020年1月31日 3時) (
レス) id: 19cc590829 (このIDを非表示/違反報告)
黒酢 - めちゃくちゃ面白いです!!!更新頑張ってください! (2020年1月24日 15時) (レス) id: b9e11986f5 (このIDを非表示/違反報告)
珠菜(プロフ) - とても面白かったです！普くん大好きな夢女なので私にはピッタリな小説でした(´∀`)なんでこんなに評価されてないんだろう？と不思議に思うくらいです。体調にはお気をつけて、これからも頑張って下さい！更新楽しみに待ってます！！ (2020年1月14日 17時) (レス) id: 93515d92f9 (このIDを非表示/違反報告)
ゆきな(プロフ) - これからも無理せずに頑張ってください！楽しみにしてます！ (2020年1月14日 1時) (レス) id: e7791cc44f (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：きなこもち | 作成日時：2020年1月7日 22時
