普「俺の腕の中は君専用」壱 (ページ40)

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番外編ー花子くん？に助けてもらいましたーページ40

貴「やばい！やばい！遅刻する！」

みなさん助けてください

間に合いません

遅刻します

ドテッ

貴「いった」

どうしよう

足くじいちゃった

貴「うーん」

これだと絶対遅刻だよね

ていうかこれは遅刻ってゆうのかな

私一様学校の中にいるんだけど

教室に入ってないとアウトだよね

そこで

もんもんと考えていたら

？「どうしたの？」

声をかけられた

声の主の方を振り返ってみると

貴「あっ花子…くん？」

？「……そうだよ」

貴「でも」

なんか雰囲気ちがう？

貴「その服どうしたの？なんか珍しいかっこしてるね」

花？「まぁね」

それに

花子くんって右頬に〝封〟があったっけ

これもイメチェンしたのかな

貴「花子くん」

花？「なに？」

貴「助けて。足くじいた」

花？「え！？だいじょうぶ！？」

あ……

いつもの花子くんだ

貴「歩けないの」

花？「もーしょうがないなー保健室まで連れて行ってあげるよ」

貴「いーの？」

花？「ほら、背中乗りなよ」

貴「ありがと！」

花？「もしまた怪我したら俺に言いなよ」

貴「うん！」

トントン

リズムよく歩いていく花子くん

私は暖かくはないその背中で心地よくて眠ってしまった