今日:2 hit、昨日:1 hit、合計:1,000 hit
小｜中｜大
１ ページ2
ﾟ.+°your side ﾟ+.ﾟ
朝。
目覚ましの音に目を覚ます。
カーテンの隙間から射す朝日がまだ重たいまぶたの裏に眩しい。
手探りで目覚ましの音を止める。
このまま眠ってしまいたい…。
このまま二度寝してしまいたい…。
魅力的な誘惑が私の意識を遠のかせようとするのをどうにかこうにかはねのけて
眠い目をこすりこすり、ベッドの上に起き上がる。
昨日も終電ぎりぎりまで仕事をしていたせいで十分な睡眠が取れているとは言えない。
でも、ずっとやりたかった仕事にやっと関わることができたのだから愚痴なんて言っていられない。
まだ一人前と認めてもらうには長い時間がかかるだろう。
辛い経験もたくさんすることになるだろう。
それでも私の頑張りが、例えそれが全体で見ればほんのちっぽけなものでも、
例えそれが自分にしかわからなくても、
ひとつの作品を作り上げる力になっていると思えば、
それはどれだけ幸せなことだろう。
好きなことに関わる仕事をして生きていくのが私の昔からの夢だった。
その第一歩を踏み出し、歩き始めているんだ。
そんなことを考えていたらさきほどまでのつらい眠気も覚めてきた。
私は大きく伸びをしてから、ベッドから立ち上がり、朝の支度を始めた。
ﾟ.+° ﾟ+.ﾟ
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 4人がお気に入り
お気に入り作者に追加
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：月詩@Stertender♪ | 作成日時：2018年9月2日 1時
