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五十嵐「ラウール、ごめん、、、そんなつもりじゃなかった」

「さっき俺が聞いたらりっくん平気って、、、でもふっかさんや岩本くんには苦しいって頼って、、、所詮りっくんからしたら俺なんか、、、子供で、、、俺はただ、りっくんの役に立ちたいだけ」

五十嵐「ラウ、、、違、、、、いっ、、、はぁはぁっ」

「りっくん、、、？」

五十嵐「ラウ、、、、いた、、、い」

深澤「凛空！！！！」

岩本「凛空！！凛空聞こえるか？？？」

それからのことなんかまったく覚えてないけど、、、、

りっくんは救急車で俺たちはマネージャーの車で病院に向かった

幸い、りっくんは不整脈による発作で点滴したらかえっていいよって言われた

俺のせいでりっくん倒れたのに、、、誰1人として俺を責めなかった、、、

看護師「五十嵐さん、目覚めたのでもう大丈夫です！予定通り、点滴したらかえって大丈夫です。あと、、、ラウールさん？五十嵐さんがお呼びです」

え・・・

渡辺「ラウール、行ってやって？俺たちここで待ってるから」

深澤「うん」

恐る恐る病室をノックして入るとりっくんはいつもの優しい笑顔で俺をみた

五十嵐「ラウール、、、言い訳に聞こえるかもしれないけど、、、本当は確かにラウールに聞かれたときにはもう苦しかった、、、でもそれでもまだ我慢できる程度だったし、大丈夫って俺自身に言い聞かせたかった、、、だけどどんどん苦しくなっていく一方で、、、ラウールにやっぱり無理かも！って言おうとしてたんだ、、、でもみんな来ちゃって、、、今日の撮影楽しみにしてたメンバーもいるから、、、言い出すに言い出せなくて、、、そしたらふっかたちに気づかれて、、、だから俺、ラウールが頼りないとか思ってないよ？頼りにしてなかったら薬渡してないでしょう？？」

「りっくん、、、」

五十嵐「気づいてくれて、、、気にしてくれてありがとうね」

「これからはりっくんも少しでも体調悪かったら言ってよね？」

五十嵐「はい、、、ふふ」

「ふふ」

これは俺がまだ加入して半年くらいしてからの話ね？

今はどんな些細な不調でも俺を頼ってくれる。

「りっくん、体調は？？」

五十嵐「ラウのおかげでもう平気だよ、、、ありがとう」

「どういたしまして！！」

これからもりっくんのこと俺なりに支えるから頼ってよね？