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頼りない、、、？ページ20

-RAUL-

「おはよう！！りっくん今日はやいね」

雑誌の撮影があっていつも3番目くらいに来るりっくんがもう来ていた

五十嵐「ちょっと前に来た！！」

「そうなんだ！」

五十嵐「うん！！」

、、、あれ？気のせいかな？

りっくん口数少ないような・・・・

「ニュースでちらっと聞いたんだけどもうすぐエリザベス賞？？の競馬レースあるの？」

五十嵐「そうだね、ラウールが競馬のこと言うなんて珍しい」

「りっくんのおすすめの子は出ないの？？」

五十嵐「どうだろうね、、、アカイイトかな？昨年優勝した子」

「へぇ～」

あ、みんな勘違いしないでね？？りっくんは競馬自体には興味なくて馬が好きなんだよ？

馬の風を切って走ってる表情が好きなんだって！

っで話しそれたけど、、、やっぱりりっくん変。

いつもならもっと食い気味でこの馬がいいよ！！って熱く語るのに、、、

佐久間くんがアニメを語るみたいにね、、、、

なのにりっくん、今日はなんか変なんだよね～

「ねぇりっくん？体調悪いとかない？？」

五十嵐「何？急に？大丈夫だよ？」

なんて話してる間に次々とメンバーが集まる

りっくんも気づけば普通にみんなと話してたりしてた、、、

気のせいだったのかな？？

佐久間「なぁ凛空？？体調悪くない？？」

深澤「確かに、少し顔色悪くない？？」

目黒「凛空？？どっか苦しいとことか痛いとかある？」

五十嵐「少し、、、心臓バクバクしてて、、、苦しい」

岩本「翔太ごめんソファいい？？」

渡辺「もちろん！！！凛空？？大丈夫か？？薬飲んどく？？」

五十嵐「大丈夫、、、」

宮舘「寒くない？？」

向井「毛布使う？？」

阿部「凛空、お水は？？」

ショックだった、、、

りっくんは俺には一切苦しいって言わなかったのに、、、

五十嵐「ラウール、、、」

俺がうつむいて涙をこらえてたからなのか、弱々しく俺の名前を読んだりっくん

俺はこらえきれそうになくて控室を飛び出した

五十嵐「ラウール！！！！」

阿部「ちょ、凛空！！！」

そんな声がしたけどお構いなしに走り続けて廊下の一番端の自販機のとこまできた

五十嵐「はぁはぁ、、、お前速いって、、、」

「りっくんどうして、、、」

五十嵐「ラウが、、、泣きそうなのに、、、放っておけるか、、、」

「何それ、、、俺にはなんも言ってくれないくせに！！自分はそうやって、、、」