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しばらく、沈黙が流れた。
雰囲気は最悪。嫌な汗が流れてる……気がする。
こんな雰囲気は、慣れているが……仲間の中じゃ嫌になる。
「皆! 聞いてくれ」
「何……?」
皆が、私の方へ顔を向ける。
私は、少し手を握り、静かに口を開けた。これからのことについて、を。
海夜が、私の手を上から握る。大きな、温かい手だった。隣に座る、藍も、私の肩に触れた。
藍の方を向くと、目に強い光があった。皆も同じ。
「あたしらは、Aを信じてついていくだけだから。どうにかなっても、Aのせいじゃないし……。それに、自分自身は自分で守れるよ」
不安でいっぱいだった私に、和柚が声をかける。
少し、驚いた。
私は、いい友達を持ったと改めて実感した。
「分かった」
頷く。そして、海夜の手を少し握り返し、言う。
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「調べよう、後戻りできないところまで、行ってみよう。納得のできるところまで……」
私の言葉に、全員が力強く頷いた。
「…あぁ!!」
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私は、間違った道を選んでいない、よな……?
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ラッキー方角
西 - この方角に福があるはずです
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unlucky - はじめまして、かな?(←パクリ)めっちゃアバウトなルール説明にくすっときました(笑)更新がんばってください>< (2012年6月19日 17時) (レス) id: abf5b92f0b (このIDを非表示/違反報告)
コノハ(プロフ) - 初めまして!?w頑張りますー。コメThank You! (2012年6月10日 21時) (レス) id: 3befcbfa4f (このIDを非表示/違反報告)
ライア - はじめまして、かな?続き気になる・・・。頑張ってください。 (2012年6月9日 18時) (レス) id: dd906249eb (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:コノハ | 作成日時:2012年5月22日 21時