心配の種� �ﾘｳﾞｧｲside〉 ページ7
時間は遡り……
前話の２日前――…
エレン奪還作戦で、帰ってこなかった兵士の名簿を確認していた。
ハンジ以外の分隊長３人の行方がわからねぇと…。
ミケも、か…？
俺が…いや、せめて、ハンジの隊が同行していれば、もう少し被害は抑えられたかもしれねぇ…。
とりあえず、新しい分隊長の任命が必要だ。
熟練兵士がほとんどいない、生き残った兵士の中から、実力があり、上に立つ気質を持った兵士を何人か見繕う。
この中から３人…。
エルヴィンは容態は安定したが、いつ目を覚ますか分からねぇ状態だ。
ハンジに意見を聞いて、早急に決定しねぇと。
ひとまず隊と班を再編成して、兵団を立て直さなけりゃ始まらねえ。
俺の班に入れる奴らはもう決めてある。
経験は浅くても、肝の据わった根性のある奴らだ。
エレンが心から信頼している104期生で周りを固める。
ガキ共が互いに「仲間の為に」と、死に物狂いになれる環境を作ることが目的だ。
ふと、窓の外に視線を移すと、ユズアの姿があった。
ﾘｳﾞｧｲ「…は？アイツ、何してる…っ！」
レオンとソルムも一緒で、レオンに抱きかかえられ車椅子に乗り、兵舎の門を出て行った。
まぁ、気分転換くらいなら問題ねぇが…。
そう思って、窓の外を気にしながら、部下からの報告を聞き、報告書やら、申請書やらの決裁をしていた。
駐屯兵団の備品や装備、設備を借りたりするのに、色々手続きが必要で、毎日、何かしらの書類の決裁を行い、判断と決断をしなければならなかった。
夕闇の迫る時間になって、やっとユズア達３人が兵舎に戻ってきた。
こんな時間まで何をしてたんだ…？
ユズアが楽しそうに笑ってるから、まあ、少しくらい外出するのも悪くねぇか…。
.
今日も朝から、レオンとソルムを伴って、ユズアは兵舎を出て行った。
安静にしてなきゃならねえのに、何してやがる！？
明日も続くようなら、厳重注意だ。
ﾊﾝｼﾞ「あれー？ユズア、動けるようになったの？」
突然、真後ろから聞こえた声に眉根を寄せる。
いつのまにかハンジが後ろから窓の外を覗き込んでいた。
ﾘｳﾞｧｲ「てめぇ、ノックをしろ！あと、気配を消すな」
ﾊﾝｼﾞ「声は掛けたよ！ユズアに夢中で気付かなかったのはリヴァイの方じゃないか」
呆れたように溜め息を吐くハンジに、「ユズアに夢中」と核心をつかれて、話を逸らす。
ﾘｳﾞｧｲ「…ﾁｯ…何の用だ」
*
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夢梨(プロフ) - 柚杏さん» 柚杏様。ご質問に質問で返して申し訳ないのですが、夢主の名字は既に作中で何度か出て来ております。これからのお話の中で、フルネームを名乗るのか…？と言うことでしょうか？ (2018年3月18日 3時) (
レス) id: b5e7379311 (このIDを非表示/違反報告)
柚杏(プロフ) - 夢梨さん» 夢主ちゃんの名字的なものってこれから出ますか？ (2018年3月18日 2時) (レス) id: 1c1d4e63b6 (このIDを非表示/違反報告)
夢梨(プロフ) - エリカ・アッカーマンさん» エリカ・アッカーマン様。お話を全て読んでいただきありがとうございます！真綿とこの話の兵長とは少しだけ性格を変えている事に気づいてもらえて感無量です(///∇///)どちらも隙を見て(笑)話を進めたいと思いますので、ドキドキしてもらえたら嬉しいです(*´ω｀*) (2018年2月21日 7時) (レス) id: b5e7379311 (このIDを非表示/違反報告)
エリカ・アッカーマン(プロフ) - 夢梨さんの小説全部読ませてもらってます！ほんっとに面白いです！更新大変だと思いますが、楽しみにしています！！この作品の兵長も、真綿の兵長も好きです！リヴァイ推しですがハンジさん、エレンも好きで、夢梨さんと似てて小説読みながらウハウハしてます！ (2018年2月21日 1時) (レス) id: 662e10d996 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：夢梨 | 作成日時：2018年1月17日 13時
