手紙 ndaho side ページ11
ン「Aちゃん!ってあれ?」
そこにAちゃんの姿はなく、ものが少なくなった部屋と封筒が6つあるだけだった。
ン「1人1人名前が書いてあるよ。読んでみようよ。」
モ「急にどうしたんだろう…読んでみる?」
みんなが頷いた。1人1人封筒を手に取った。
封筒を開けると丁寧な字の手紙があった。
「ンダホへ。
毎日笑顔のおデブちゃんにはいつも励まされたよ!
シルクの相談に乗ってくれてありがとう。
キャッチボール、楽しかったなあ〜
ンダホのおかげでボールが取れるようになった!感謝してるよー
私は東京を離れることにしたの。
急に決めてごめんね。
理由はシルクの事なんだけどね。
私、みんなが報告動画とった日に、シルクに《嫌い》って言われちゃったんだあ。
それ聞いてから彼女でいる自信も笑顔にする自信もなくなっちゃった。
だから、私はみんなとは違う道を行く。ほんとにごめん。
みんなはこれからも楽しい動画、作ってね!
友達として大好きだよ!
さようなら。
A 」
いつの間にか泣いていた。
前まですごく笑顔だったのに。
ここにいるだけで幸せって言ってたのに。
どこに行っちゃったの?
俺だってもっと思い出作りたかったのに…。
もっとAちゃんに起こしてもらいたかったな…
涙が溢れてきた。
手紙 motoki side→←俺の願い masai side
30人がお気に入り
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名:まみ | 作成日時:2018年2月18日 19時