いのせんとわーるど(ym×in) (ページ29)

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――――！！！

あぁ、もう無理だ。

そう思った時には

けいちゃんは俺の腕の中にいて、

「けいちゃん…♡けいちゃん…♡」

ちゅ♡ちゅ♡

俺は想いのまま、欲のままに、何度も何度もくちびるをかさねる。

ここでけいちゃんが少しでも嫌がれば、俺の暴走は止まっただろう。

だけど、離れてはかさなり、かさなっては離れ、をくり返すその合間に、

『んぅ…りょうすけさぁん…♡』

けいちゃんのとろんとろん♡にあまぁい声が俺の名前を呼び、

「ごめんね、けいちゃん…。くり食べるの、また今度でもいい？」

俺は、完全に理性をなくした悪いライオンへと姿を変えた。

しかし、

理性をなくしたのは俺だけではないようで、

『あまいくりなら、もう食べましたよ…♡』

けいちゃんはほっぺたをふわふわ♡ピンク色に染めながらそう告げると、

ぺろ

俺のくちびるの端についていたくりを舐めとり、

『りょうすけさぁん…♡ぼくをりょうすけさんの巣に、つれてってくださいぃ…♡』

きゅ♡と、あまえるように首にしがみついた。

fin