６の世界【ある意味予言的】 ページ18
にっちもさっちもいかないピンチな状況の中、そういえばロシアとプロイセンしかスキルガチャを引いてないことを思い出す。
ポイント１５で引けるスキルガチャ…
私は秘密道具という謎道具を召喚できるスキルを(ただし選べないし一日一回しか召喚できないしで役に立つか不明)
ロシアは愛の力というスキルを(前から備わっている力が強化された感が…)
プロイセンは真実の目(嘘を見抜ける)というスキルを引き当てた。
で、今ここに居る人でポイントが１５超えてるのは…イギリスとハンガリーかな。
「スキルガチャは引かないの？」
「あ」
「忘れてたー…」
どうやら二人とも忘れていたようだ。ゴタゴタしていたし、仕方ない仕方ない。
ちゃちゃっと引いてもらい、検証する事にしてみた。
「あー…俺のスキルは…はあぁぁぁああ…」
イギリス、溜め息凄いね。何が当たったんだろうか…
ハンガリーはあっさり教えてくれた。
「えーと…戰乙女だって」
「いくさおとめ…そんな格好いい名前のスキル、俺も欲しかった…」
そう言っていじけるイギリス。本当に何が当たったんだ？
「イギリスくん♪」
「な、なんだよロシア…」
「教えて欲しいなあ？イギリスくんのスキル！」
悪意のあるスマイルを浮かべるロシアさん。イギリスはぷるぷる震えながら、観念して囁く。
「……だ」
「えー？聴こえないよー？僕が聴こえないって事は言えてないって事だよー？」
「花占いだ！！！」
花占い…？
え…地味…
「地味だね」とロシア。
「地味よね」とハンガリー。
「ロマンチストなスキルだな」とプロイセン。
ロヴィーノとアイス君は、なんて慰めたらいいか解らない的な顔をしていた。
イギリスは吠える。
「花占いが100%当たるとか地味すぎるだろ！？いやな、便利かもしれないが！！地味すぎる！！」
イギリスのスキルは確かに便利だった。しかし、イエスかノーしか解らないので、占い方を工夫しなくてはならないだろう。
しゃがみこんで妖精と一緒に花弁をむしる姿は、メルヘンにも程がある。フランスがからかいそう。
という訳で、イギリスのスキルの検証は必要ないだろう。
次はハンガリーさんの戰乙女。
敵が多ければ多いほど、強ければ強いほどステータスが上がるらしい。しかも無制限のパッシブ系。
これも検証しなくていいかな。敵はいないので、検証しようもないし。
スキルの確認が終わった後、またどこからか手紙が落ちてきた。
何も書いてないけど…悪戯かな？
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ヴァーニャ(プロフ) - ぴーちゃんさん» コメントありがとうございます！自分の萌えの為にアレもこれもと欲望ごった煮で書き始めた為、アナザーキャラという変態たちを出していいのか不安でしたが、そう言っていただけると安心しましたし嬉しいです！更新は…気長にお待ち下さい(^^ゞ (2019年8月11日 17時) (
レス) id: 3ca6ab6753 (このIDを非表示/違反報告)
ぴーちゃん - まだ御使いの9までしか読めてないけどこのシリーズ大好きです。何年か前からヘタリアにハマりっぱなしだし、もっとはやくから応援したかったです…。今さらですが応援してます、更新待ってます(((o(*ﾟ▽ﾟ*)o))) (2019年8月9日 13時) (レス) id: 50f98fc46b (このIDを非表示/違反報告)
ヴァーニャ(プロフ) - めめさん» 遅くなりましたが、コメントありがとうございます！忙しいせいで更新が遅くなりすみません… (2019年6月14日 19時) (レス) id: 3ca6ab6753 (このIDを非表示/違反報告)
めめ - 待ってました〜〜〜〜！！！！！！！！ (2019年6月9日 2時) (レス) id: dff1165fa4 (このIDを非表示/違反報告)
ヴァーニャ(プロフ) - めめさん» 嬉しいコメントありがとうございます！思っていたより長く続いてますが、これからも宜しくです！ (2019年2月23日 18時) (レス) id: 3ca6ab6753 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ヴァーニャ | 作成日時：2018年11月20日 18時
