炎柱の双子の妹【結婚編】【鬼滅の刃】

． ページ19

『はぁ…』
　
　
「A先生、どうかされたんですか？ため息なんてついて」
　
　
『しのぶちゃん…実は…』
　
　
彼女は胡蝶しのぶちゃん。生徒の1人だけど、昔からの付き合いで仲が良い。いわば幼馴染だ
　
　
「そんな事が…」
　
　
『もう大変だったよ』
　
　
昨日あった事を話す。ウチの家族の私への溺愛ぶり(主に杏寿郎)を知るしのぶちゃんは苦笑いしていた
　
　
「でも五条家ですか」
　
　
『しのぶちゃんも知ってるの？』
　
　
「色々と有名ですし」
　
　
『確かにね』
　
　
やっぱり皆知ってるよね。何て言ったって、あの五条家だし
　
　
「でも」
　
　
『でも？』
　
　
「五条悟という人には一度お会いしたいですね」
　
　
『…………』
　
　
そういえば忘れてた。フフフと笑うしのぶちゃんも私を溺愛してる事を

．→←第五幕：始まりは突然に

→ 目次へ｜作品を作る｜感想を書く
他の作品を探す