炎柱の双子の妹【結婚編】【鬼滅の刃】

幕間 ページ16

『いや、私は結婚しないよ？』
　
　
「「ブフッ(笑)」」
　
　
杏寿郎と五条の緊迫した雰囲気はAによって崩された
　
　
『母上にも言ったけど、仕事が楽しいし。五条家に嫁ぐとか死にに行く様なものじゃん』
　
　
「いや、そこは俺が…」
　
　
『それに杏寿郎が結婚するのを見送るまでは私は家出るつもりないし』
　
　
「うむっ！！俺は結婚しない！！」
　
　
『いや、さすがに長男だしそれはダメでしょ。孫の顔を見せてやらないと』
　
　
杏寿郎の機嫌はすっかり戻っていた
　
　
『五条家に嫁いだら御三家やら上層部やら面倒くさいもん』
　
　
「………」
　
　
「先生、それぐらいにしてあげて下さい。悟が息してません(苦笑)」
　
　
『えっ？』
　
　
「では話はついた。A、帰ろう」
　
　
『まだ出張期間残ってるけど…』
　
　
「それは大丈夫だ！！お館様から帰ってきていいと言われた！！」
　
　
『そうなの？じゃあ、帰る。3人共ありがとう』
　
　
こうして、Aの出張は無事(？)に終わったのだった
　
　
「俺は絶対に諦めないからな！！」
　

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