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8 家族 ページ8

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｢…落ち着いたか?｣



｢はい､ありがとうございました｣



キシくんから離れ､軽く微笑んでみせる｡



キシくんは表情を崩さず､私の頭に手を乗せた｡



｢いつでも話､聞くから｣



｢…はい ｯ｣



優しくされると､調子が狂いそうになる｡



･･･優しくされる事に慣れていない､せい｡



キシくんと分かれ､校舎内を進む｡



｢･･･あれ､A?｣



｢あ､カイトくん｣



人通りの少ない廊下､お互いの声が響いた｡



｢こんな所で何してんの?｣



｢いや､その…｣



なかなか答えずにいると､



カイトくんは私の顔をみて目を見開いた｡



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岩里(プロフ) - 難波キングさん» そう言って頂けて嬉しいです！ありがとうございます！！ (2016年6月30日 23時) (レス) id: d68c933986 (このIDを非表示/違反報告)
 難波キング(プロフ) - おもしろいです！！これからも頑張ってください (2016年6月30日 19時) (レス) id: 9ccc300740 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名：岩里 | 作者ホームページ：http://uranai.nosv.org/u.php/hp/chisaco17/  
作成日時：2016年5月30日 16時

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